1月12日は、そう、成人の日ですね。総務省の推計によりますと、2015年の新成人は126万人。これは21年ぶりの増加だそうです。この126万人が生まれた20年前は果たしてどんなゲームやマンガが流行していたのでしょうか。1995年はずいぶん昔という人も、ついこの間のような気がするという人も、ちょっと20年前に思いをはせてみましょう。

 

1995年のゲーム

プレイステーションが登場した次の年
名作ゲームが次々とリリース

任天堂がトップを走っていたゲームの世界に、ソニー・コンピュータエンタテインメントが「プレイステーション」で参入したのは1994年の12月のこと。1995年は2年目ということで、今でもよく知られている有名なゲームがいくつも登場しました。ちなみに家庭用ゲーム機としては、同時期に「スーパーファミコン」「3DO」「セガサターン」といったハードウェアが乱立していた時代でもあります。

 

「鉄拳」
販売元:ナムコ/発売日:1995年3月31日

当時ゲーセンで人気だった格闘技ゲームの「鉄拳」。そのプレステ版が登場したのが、ちょうど1995年。10連コンボなどの独自システムやパンダを含むユニークなキャラなどで人気となり、現在に至るまでシリーズが続いてます。必死にコンボの練習をした人も多いのでは。

当時アーケードの格闘ゲームといえば、セガの「バーチャファイター」シリーズが人気でした。しかし鉄拳はプレステ版がヒットしたこともあり、徐々に格闘ゲームの王者になっていきます。鉄拳はその後、実写映画やOVAなども作られましたね。

 

「ウイニングイレブン」
販売元:コナミ/発売日:1995年7月21日

現在も多くのユーザーを抱え、新作も毎年のようにリリースされるサッカーゲームの「ウイニングイレブン(通称ウイイレ)」。第1作の正式タイトルは「Jリーグ実況ウイニングイレブン」で、その名のとおり1993年にスタートしたJリーグが舞台でした。実況は全シリーズでジョン・カビラ。解説にも'97年版からは、松木安太郎など実際の解説者が登場しています。

1996年には、世界のクラブチームと世界各国の代表チームが登場する「ワールドサッカーウイニングイレブン」も登場。日本のサッカーブームとともに成長していきます。Jリーグの選手だけでなく、海外のスター選手の中にも、ウイイレ好きがいるそうです。