富士通研究所、指先で文字入力などの操作ができる指輪型ウェアラブルデバイスを開発

2015.1.14 16:14配信
開発した指輪型ウェアラブルデバイス

富士通研究所は、手書き入力機能とNFC(近距離無線通信)タグリーダーを備えた小型・軽量の指輪型ウェアラブルデバイスを開発した。実際の現場で操作性などを検証し、2015年度中の実用化を目指す。

空中で手書きをするときの指先の運動成分を抽出し、その軌跡を文字として認識する技術を搭載した指輪型ウェアラブルデバイスを開発。指輪サイズに文字入力機能とNFCタグリーダー、無線通信などの機能を搭載することで、10g以下の軽量・コンパクトなデバイスを実現した。

作業現場での現場作業を止めないヘッドマウントディスプレイ(HMD)などのウェアラブルデバイスの利用が注目されているが、HMDに表示された「はい」「いいえ」などの情報の選択や、作業現場で数値入力や現場の状況をメモするなどの付帯作業が難しいという課題があった。今回、空中で手書きをするときの指先の運動成分を抽出し、その軌跡を文字として認識する技術を搭載した指輪型ウェアラブルデバイスを開発したことで、指先で空中に文字を書くことによってメニューを選択したり、現場で撮影した写真の上にメモを残したりすることができるようになる。現場作業で行われる数字入力に関しては、入力のための訓練をすることなく、約95%の認識率を達成した。

さらに、NFCタグリーダによって、モノに貼ったタグをタッチすると作業対象物を特定し、作業内容や指示書など提示すべき情報を絞り込むことができるので、作業中に道具などを持ったままでも、作業を止めることなく最小限の動作で情報を操作できる。作業対象物に特化した情報をハンズフリーで簡単に選択できるので、保守点検業務など、各種作業の効率化が期待できる。

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