AtermWG1200HP

NECとNECプラットフォームズは、最適な中継接続を行う「Wi-Fiデュアルバンド中継機能」を搭載し、IEEE802.11acに対応した無線LANルータ「AtermWG1200HP」を1月22日に発売する。価格はオープン。

IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANに対応し、5GHz帯と2.4GHz帯を同時に接続できる無線LANルータ。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LANポート×4(WAN側×1、LAN側×3)を搭載する。

「Wi-Fiデュアルバンド中継機能」は、親機と中継機の通信接続には、安定した高速通信ができる5GHz帯で優先接続。親機が2.4GHz帯対応の場合は、自動的に2.4GHzで接続し、子機は5GHz帯対応機器と2.4GHz帯対応機器を同時に接続でき、初期設定のままで家庭に最適な中継接続を行う。

プリント基板に、世界最小クラスの「μSRアンテナ」を採用することで、有線ギガビットの11ac対応家庭用ルータでは、国内最小のサイズを実現した。

子機の位置を検知して、子機に集中して電波を送信することで電波強度を向上する「ビームフォーミング」に対応。また、処理能力の高いデュアルコアCPU、スマートフォンなどを使って無線接続するスマートフォンやタブレット端末、ゲーム機など、端末ごとの接続スケジュールを設定できる「こども安心ネットタイマー」機能を備える。

税別の実勢価格は、本体が1万円弱、イーサネットコンバータとのセットが1万9000円弱の見込み。