記者会見に出席した高島正之トップリーグチェアマンら 記者会見に出席した高島正之トップリーグチェアマンら

1月13日、ジャパンラグビー トップリーグ プレーオフトーナメント『LIXIL CUP 2015』の記者会見が行われた。1月24日(土)・25日(日)のセミファイナルを経て、2月1日(日)・秩父宮ラグビー場でのファイナルで覇権を目指す4強の監督・ヘッドコーチ(HC)・主将が一堂に会した。

ジャパンラグビー トップリーグ チケット情報

セミファイナルではセカンドステージ1位通過した初代トップリーグ王者・神戸製鋼が8季ぶり2回目のプレーオフ進出を果たしたヤマハ発動機と、2位通過となった前年王者・パナソニックが最多V5を誇る3位・東芝と激突する。

来るべき決戦へ向けて、指揮官と主将は以下の通り、意気込みを語った。

「これまでの戦いはタフだったが、前回のヤマハ戦もタフだった。次の試合で勝利するために我々は残り時間で課題をクリアしないといけない」(神戸製鋼・ギャリー・ゴールドHC)
「初年度から優勝から遠ざかっている。今季やってきたことをぶつけ、今年こそ優勝したい」(同・橋本大輝主将)


「この舞台に立つために日々選手たちを鼓舞してきた。伸び代という点では我々が一番だと自負している」(ヤマハ発動機・清宮克幸監督)
「自分たちがやってきたことを信じて、前回は神戸に完敗を喫しているので、リベンジしたい」(同・三村勇飛丸主将)


「神戸製鋼×ヤマハの結果は考えていない。パナソニック戦だけに集中して臨む」(東芝・冨岡鉄平HC)
「厳しい14試合を戦いプレーオフに臨めることを光栄に思う。パナソニックに我々らしいラグビーで臨みたい」(同・森田佳寿主将)


「我々と東芝の間には長い歴史がある。次の試合でも何かしらのドラマが生まれることだろう」(パナソニック・ロビー・ディーンズ監督)
「東芝はパナソニック戦で特に情熱を持ってくるので、僕たちも負けない情熱を持って試合に臨みたい」(同・堀江翔太主将)

指揮官には、自軍のキーマンは誰か、質問が挙がった。

「具体的な名前は挙げない」(ゴールドHC)
「デューク・クリシュナンの才能が開花すれば素晴らしい」(清宮監督)
「森田に東芝のパッションを示した戦いをしてもらう」(冨岡HC)
「堀江主将。ディシジョンメイキングが重要になる」(ディーンズ監督)

12年目のトップリーグの勢力図は果たして変わるのか。1月24日(土)・近鉄花園ラグビー場での神戸製鋼×ヤマハ発動機、1月25日(日)・秩父宮ラグビー場での東芝×パナソニックのセミファイナルのチケットは1月17日(土)午前10時一般発売。2月1日(日)・秩父宮ラグビー場でのファイナルのチケットは発売中。