金色のグローブで“金の墨入れ”を行った村田諒太選手

 日本マクドナルド「金の月見バーガー」お披露目会が24日、東京都内で行われ、プロボクシング WBA 世界ミドル級王者の村田諒太選手が登場した。

 村田選手は、マクドナルドの思い出について「小さい頃からよく食べていました。月見バーガーのCMを見て、兄貴と一緒に奈良の阪奈道路を渡って、よく行った記憶があります。おばあちゃんに連れて行ってもらったのも覚えています」とエピソードを披露した。

 新商品の月見バーガーを試食すると、「おいしいです。こんなにおいしいものを作ったら減量の敵ですから、何かあったら責任を取ってください。昨今、いろいろ問題になっていますから」と感想を語り、会場の笑いを誘った。

 囲み取材で「(日本ボクシング連盟の)山根明会長や、30人の理事が総辞職をして、新たなスタートを切ることになりますが…」と聞かれた村田選手は「政治的な動きがどうということではなくて、現役の選手たちがどれだけいい環境でボクシングができるかということ。それを念頭に置いて、選手のためになる新しい体制づくりができればいいなと思います」と話した。

 「山根元会長から村田選手に対するコメントも出ていますが」と聞かれると、「山根元会長には、アマチュアボクサーのときにお世話になったのは事実です。その事実は変わらないので…それだけでいいです」と言葉少なに語り、改めて「選手のためになること。ボクシング界、スポーツ界に貢献できるようなものが必要なので、そういう社会貢献ができる組織になってほしいです」と語った。