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「大きくなったら、何になりたい?」

みなさんは、子どもの頃、どんな風に答えましたか?
きっとその答えには、時代背景であったり、家庭での考え方、友人や学校の先生などの影響も多くあったと思います。

そして、その時に答えた「なりたい職業」、または「なりたい大人」になることができているでしょうか。

今回は、昨年の12月に、村上龍さんのベストセラー「13歳のハローワーク」の公式サイトが発表した子どもたちの「人気職業ランキング」と昨年の11月にキッズスターが発表した「子どもがなりたい、親が就いてほしい職業ランキング」をもとに、子どもたちがなりたい職業と大人が就いて欲しいについてご紹介したいと思います。

さて、両者の意見は合っているでしょうか。
 

なりたい職業、なってほしい職業、1位は?

まずは、キッズスターが2歳から7歳のお子さんをお持ちの家族500世帯を対象に取った男女別に「なりたい職業」ベスト10と「親が子どもに就いてほしい職業」ベスト10のアンケート結果をご紹介したいと思います。

年齢が小学校1年生までの比較的年齢の低いお子さんに聞いていることもあり、比較的わかりやすい結果になったようです。

なりたい職業、女の子は上位5つは、1位からケーキ屋さん、アイドル、お花屋さん、パティシエ、お医者さんとなっており、食べ物系の仕事、アイドル、そして、昔から人気のお花屋さんもランクイン。

男の子は、上位5つは1位から警察官、バス・電車の運転士、サッカー選手、野球選手、お医者さんと続いています。警察官などの人を守るヒーロー系、そして、運動選手など国民的なヒーロー系が人気となっているようですね。

一方、お父さんやお母さんは子どもたちにどんな職業について欲しいと考えているのでしょうか。

1位はずばり「子どもがなりたいもの」。
どんな親でも、子どもたちが好きなことを見つけて欲しい、夢を持って人生を歩んで欲しいという願いは同じだと思います。
そして、2位以下は、公務員、薬剤師、医師、看護士、保育士、弁護士など資格が必要で、安定している職業がランクインしています。

子どもたちに好きな仕事について欲しいと思う半面、やはり、仕事、金銭面で苦労をしないように、安定した職業に就いて欲しいと思っているお父さんやお母さんが多いようです。