福田雄一監督(左)と勝地涼

 映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の大ヒット御礼舞台あいさつが25日、東京都内で行われ、出演者の勝地涼と福田雄一監督が登壇した。

 17日から公開された本作は、興行収入10億円を突破し、100万人の観客を動員。昨年公開の前作『銀魂』に続き大ヒットを記録している。

 本作で征夷大将軍・徳川茂茂を演じた勝地は、周囲の反響について聞かれると「ありますよ。まず決まった時点で『将軍、おまえかよ!』と言われたし、今までぶっちゃけ勝地、悩んでいたことがあって…。勝地、どこを歩いていても『前髪クネ男』としか言われなかったのですが、今は『将軍』と言われるようになったんです」とうれしそうに語った。

 これまで、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で演じた“前髪クネ男”の印象が非常に強かったという勝地に対して、福田監督も「そりゃ『将軍』って言われる方がいいよね」と大笑い。

 勝地は「『あっちゃん(前田敦子)と結婚したの、将軍かよ!』って言われる方が、『前髪クネ男』よりはうれしいよね」とノロケを交えて語り、会場を盛り上げた。

 その後“お蔵入り”になった全裸シーンなど、撮影中の裏話を披露した2人。最後に福田監督が「絶対(ニュースの)見出しはさっきの『あっちゃん、将軍をフライングゲット』みたいになるよね」と予想すると、勝地は「やばい、やばい」と苦笑い。

 勝地は「この間(舞台あいさつで)『もう一つの(結婚)指輪は?』って聞かれて、『あっちゃん!』って叫ぶ、みたいなのあったじゃないですか。(ニュースでの扱いが)俺、『ミキティー!』みたいになってて、やっべ!と思いました」と振り返り、会場を沸かせた。