ファウンダーの奥田喜久男氏

NPO法人のITジュニア育成交流協会(A.JITEP、髙橋文男理事長)が、1月16日、すぐれた技術をもつ若者を表彰するBCN ITジュニア賞のOB/OG会として、「ITジュニア発芽会」を立ち上げた。

BCN AWARD2015/BCN ITジュニア賞2015懇親会の後に行われた発足式では、協会ファウンダー奥田喜久男BCN会長が、「大人たち(ITベンダー間)の闘いも激しいが、君たちにも甲子園のように熱い戦いがある」と述べたうえで、「こつこつと思い続けるとかたちになる。先輩の背中をみて後輩が育つので、君たちも後輩にしっかりと伝えられるようがんばってほしい」と激励した。

続いて髙橋理事長が、「今回のBCN ITジュニア賞 2015を含めて、BCN ITジュニア賞をこれまで受賞した生徒さんは160人規模になった。今回、歴代受賞者をお招きして、来ていただいたのは受賞者が35人、指導教員が11人。大変うれしく思う」と述べたうえで、「ITジュニア発芽会の活動として、地域を元気づけることや、東アジアを視野に入れた取り組みなど、さまざまなことを企画していきたい」との考えを示した。

さらに真木明理事は、「この会の前に歴代受賞者の座談会を実施したのだが、その際に多くのみなさんから『先生に感謝したい』という声が出た。生徒はもちろん、指導教員がいるからこそ、『BCN ITジュニア賞』をはじめ、さまざまなコンテンストで優秀な成績を収めることができる。協会として、今後は指導教員の応援もしていかなければならないと考えている」と述べた。

懇親会では、BCN ITジュニア賞 2015を受賞した学生・生徒たちと歴代受賞者、指導教員が情報交換やコミュニケーションを繰り広げた。

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