CANDY HOUSE JAPANは8月28日、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で世界最小で最安値をうたうスマートロック「SESAME mini」の先行予約を開始した。サイズが高さ54.5×幅57.0×奥行き92.7mm、税込価格が9800円となっている。施錠・解錠ごとに信号を暗号化し、セキュリティ面に配慮している。
SESAME miniは、強力な両面テープでドアの内側の鍵に取り付けることで鍵の解錠・施錠を電動化するもの。連携させたスマートフォン(スマホ)から操作できるため、スマホが物理的な鍵の代わりになる。耐久性については、45度の高温、-20度の低温という状況下で1万回以上の回転テストをクリアするほど。
CANDY HOUSE JAPANがクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で目標の1428%となる1.4億円を集めたスマートロック「SESAME」を、日本仕様に改修した。Makuakeでは、限定で本体の文字入れやカラーのカスタマイズサービスを展開する。
「Google Home」「Google アシスタント」「Amazon アレクサ」などのスマートスピーカーに対応しており、音声だけで解錠、施錠、鍵の状態の確認ができる。手が離せないときや玄関まで歩くのが面倒な際に活躍する。iphoneと連携させることで、「Appele Warch」からの操作も可能になる。
また、GPSとセンサーを搭載し、スマホがドアに接近したら自動で解錠する「手ぶら解錠」や、スマホをノックして解錠する「ノック解錠(iOSのみ)」機能を備える。あわせて、ドアを開けたら一定時間後に自動で施錠する「オートロック」機能を設定すれば、スマホすら取り出さずに解錠、施錠できる。
初期設定の手軽さも強みだ。FacebookやGoogleのアカウントでユーザー登録できるので、新たなアカウントをつくるために住所やメールアドレスを入力する手間がかからない。Wi-Fiアクセスポイントと組み合わせて使えば、外出先から解錠、施錠や鍵の状態、履歴の確認、通知を受け取れる。
このほか、アプリでゲストに期間限定の鍵をシェアしたり、オーナーを増やしたりできる。複数のSESAMEminiをダッシュボードで一括管理することで、鍵の管理だけでなく稼働率の確認も可能なので、複数の物件管理などでも活躍する。
早期割引価格は税込8800円で、遠隔操作を可能にするWi-Fiアクセスポイント(税込6000円)をセットで購入すると税込1万3800円と安くなる。複数台をまとめ買いできるコースも用意した。