園子温最新作『ラブ&ピース』が初夏に公開

2015.1.20 10:54配信
『ラブ&ピース』 (C)「ラブ&ピース」製作委員会

園子温監督の新作映画『ラブ&ピース』が初夏に公開されることが決定し、特報映像と画像が公開になった。長谷川博己、麻生久美子、西田敏行らが出演する作品で、園監督は「この作品は俺の魂の集大成だ」とコメントしている。

特報映像

『愛のむきだし』『ヒミズ』など刺激的な作品を次々に発表し続ける園監督の最新作は、血が出ない、誰も死なない、エロくない物語ながら、キャリアで初めて特撮を導入し、劇中に怪獣が登場するエンターテインメント作品だ。主人公の鈴木良一はかつてはロックミュージシャンを目指していたが現在はうだつのあがらないサラリーマンで、同僚の寺島裕子に恋をしているが、まともに話すこともできないでいる。しかしある日、鈴木はデパートの屋上で一匹のミドリガメと運命的な出会いを果たし、想像もしなかった展開に巻き込まれていく。

主人公の鈴木を演じる長谷川は「一人の冴えないサラリーマンがロックスターになる、そして怪獣が出てくる特撮映画だ、と聞いて一体どんな映画なのか想像がつきませんでしたが、出来上がった作品をみて不覚にも涙しました。見る人たちそれぞれにカタルシスのある作品です」と言い「過酷な撮影は、二度と園監督の作品に出たくない!とも思わせましたが、やはりやって良かった!また新たな一面を引き出していただきました。園子温監督の自由な発想、魂の叫び、また皆さんが度肝を抜かれる事となるでしょう。どうぞお楽しみに」とコメント。鈴木が恋している寺島を演じた麻生は園監督から「とにかくダサく、色気はゼロで麻生久美子だと分からない感じでやって欲しい」とリクエストされたそうで「今までにない自分を引き出して貰えそうでワクワクしたのを覚えています。ストーリーもファンタジーで心に響き、今まで観た事のない素敵なとんでもない映画になっていると思います。やっぱり園さんの才能は計り知れない凄さがあると思いました。一緒にお仕事出来てとても楽しかったです!」と述べている。

西田が演じるのは、トイレに流されてしまったミドリガメが下水道を通ってたどりついた地下に住む謎の老人で「下水道のセットの中でひたすら一人芝居をするという、今までで初めての体験をしました。人間の共演相手もなく、撮影中はこれで大丈夫なのかななんて不安に駆られながらやっていたんですが、出来上がった作品は素晴らしく、手に汗握りながら最初から最後まで楽しく観ました。とても園子温監督らしい映画だと思います」と撮影を振り返った。

撮影はすべて終了しており、現在、仕上げ作業中の本作は、2月中旬に完成し、初夏に公開される。

『ラブ&ピース』
初夏、全国ロードショー

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