B.LEAGUE EARLY CUP 2018 KANTO 記者発表より 撮影:イシイノブミ B.LEAGUE EARLY CUP 2018 KANTO 記者発表より 撮影:イシイノブミ

毎年秋から春にかけて開催される、男子プロバスケットボールのトップリーグ〈B.LEAGUE(Bリーグ)〉。現在の形になってから今年で3年目とあり、ますます盛り上がりを見せているが、その前哨戦として注目を集めているのが、昨年から始まった〈B.LEAGUE EARLY CUP(Bリーグ・アーリーカップ)〉だ。今年は9月7日(金)から9日(日)まで、関東、東北、東海、北信越、関西、西日本の6地区での同時開催。リーグ戦の「Bリーグ」とは異なり、負けたら終わりとなるトーナメント戦で行われる「アーリーカップ」だけに、今年も熱い激突が期待できそうだ。大会を控えた8月27日、参加選手と大会テーマソングを歌う米米CLUBを迎え、フジテレビ本社屋1階ステージにて記者発表が行われた。

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栃木ブレックスの専属チアリーダー〈BREXY〉が会場を盛り上げるなか、田臥勇太選手(栃木ブレックス)、正中岳城選手(アルバルク東京)、長谷川技選手(川崎ブレイブサンダース)が登場。まずは映像にて、Bリーグのチェアマン・大河正明氏が「アーリーカップは各チームの真剣勝負に注目ですが、ひとつの会場に(その地区の)6チームが同時に集結するため、レギュラーシーズンとは異なる華やかな会場演出もあります」と見どころを紹介。チアリーダーと太鼓のパフォーマンスや、地元グルメの出店なども次々に映し出され、家族連れやカップルでも楽しめるイベントとしての側面も強調された。

続いて、昨シーズンの覇者であるアルバルク東京の正中選手が「このアーリーカップは、どのチームも自信をもってリーグ戦を迎えるための戦いにしたいはず。僕たちも自信をつけて挑みたいです」と話した。また、司会から「新しいチームになったそうですが」と聞かれた長谷川選手は、「今年から(運営会社が)DeNAになりましたが、東芝時代を含めれば68年の伝統と歴史をもつチーム。まずはアーリーカップの優勝を目指して、全力で頑張ります」と意気込みを語った。「今回のアーリーカップ(関東地区)は僕たちの地元・宇都宮で開かれるので、その強みを生かして戦いたい」と語るのは、日本人で初めてNBAで活躍するなど、日本バスケ界を牽引してきた田臥選手。「関東地区は特に強豪がそろっているので、チームにとってもいいチャレンジになると思います」とベテランらしい視点で話してくれた。

最後に、テーマソングを担当する米米CLUBから、カールスモーキー石井とBON、MARI、MINAKOが登場。大ヒット曲『Shake Hip!』を『B.LEAGUE EARLY CUP 2018 VERSION』にアレンジしたことについて、「気持ちが盛り上がる曲にしたかった」と話した石井。大会初日には、米米CLUBも会場でパフォーマンスを披露するというから、こちらも楽しみだ。

取材・文/佐藤さくら