DMC-GF7W

パナソニックは、コンパクトでスタイリッシュなデザインで、自分撮りに対応した180°チルト式液晶モニタを備えたミラーレス一眼カメラのダブルズームレンズキット「LUMIX DMC-GF7W」を、2月13日に発売する。カラーは、ブラウン、ピンク、シルバーの3色。価格はオープンで、税別の実勢価格は8万3000円前後の見込み。

有効画素数1600万画素のLive MOSセンサを搭載したマイクロフォーサーズマウントのミラーレス一眼カメラ。標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」と、望遠ズームレンズ「LUMIX G VARIO 35-100mm/F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」が付属する。

ボディとレンズ2本の合計で、従来機種「DMC-GF6W(ダブルズームレンズキット)」と比較して、体積比で約36%削減した。重さは望遠ズームレンズ装着時でも401gと、大幅に軽くなった。

液晶モニタは180°回転するチルト式で、回転させて自分撮りモードで撮影できる。自分撮りモードでは、新たにシャッターを押さずに撮影することができる「自分撮りシャッター」機能を搭載。顔を手などで隠して再び顔を現すとシャッターが動作する「フェイスシャッター」と、検出した二つの顔が一定距離以内に近づくとシャッターが動作する「フレンドリーシャッター」の2種類がある。また、自分撮り時に「Fn/Wi-Fi」ボタンをシャッターとして使う「ダブルシャッター」や、よりきれいに撮影できる「ビューティー機能」を搭載する。

撮影場面に応じて自動で最適な設定を行う「シーンガイド」機能を搭載。本体のモードダイヤルには、よく使用する「人物モード」「風景モード」に加えて、新たに「キッズモード」を配置した。「キッズモード」では、子どもの動きに応じてシャッタースピードを速くすることで被写体のブレを抑えるとともに、連写設定によって複数枚から気に入った1枚を選択できる。さらに、液晶モニタに映る子どもにタッチすれば、タッチしている間は連写し続けることができる。カメラを持って跳び上がると自動でシャッターが切れる専用アプリ「Panasonic Image App」の新機能「ジャンプショット」を備える。

画像エンジンには高速の「ヴィーナスエンジン」を採用し、「2次元ノイズリダクション」や「マルチプロセスNR」でノイズの低減やノイズ質感のコントロールを行うことで、ディテール描写にすぐれた画質を実現する。また、きめ細かい表現を実現する「ディテール再現フィルター」や、滑らかな階調を残したまま、より広いダイナミックレンジを確保する「インテリジェントDレンジコントロール」を搭載する。

対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-Iカードにも対応する。対応無線通信は、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN。

ボディは、サイズが幅106.5×高さ64.6×奥行き33.3mmで、重さは約236g。

「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」は、焦点距離12~32mm(35mmフィルム換算で24~64mm相当)の標準ズームレンズ。サイズは最大径55.5×長さ24.0mmで、重さは約70g。フィルター径は37mm。

「LUMIX G VARIO 35-100mm/F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」は、焦点距離35~100mm(35mmフィルム換算で70~200mm相当)の望遠ズームレンズ。サイズは最大径55.5×長さ50.0mmで、重さは約135g。フィルター径は46mm。