本番のパフォーマンスは、絶対ミスしたくないと思ってました。“絶対ミスっちゃダメだ!”っていう気持ちがあって、すごく緊張してました。衣装の早脱ぎもあったから。

でも、衣装の早脱ぎを成功したときに、会場から「オオッーー!!」って聞こえたんですよ!

ーーそれは、佐江ちゃんもメンバーも、スタッフの皆さんも嬉しかったでしょうね。

ひょっとしたら、テレビの画面で見ている方には伝わらないくらいの声の大きさだったかもしれない。でもステージにはしっかり聞こえました。会場に見に来てくださっていた方から、その声をいただけたので、「ヨシッ!!!」って思いました。

ーーAKB48として、「心のプラカード」を歌っているときはどうでしたか?

AKB48は今まで、放送時間の前半に出させていただいていました。でも今回は、終了間際の23時くらいに出させていただいたんです。なので“皆、大人になったんだなあ”って感じました。

今回ももちろん「心のプラカード」の選抜メンバーの中には、時間的な問題で、出られなかったメンバーもいたんですが…。

AKB48も「紅白」初出場のときは、“20時までじゃないと、皆が出られない”っていう感じだったんです。だけど今回は、23時に出られたから“すごいな”って思ったし、時間帯によって見て下さる方の年齢層も変わってくると思うんですね。

ーーそうですね。大晦日のその時間は、年も押し迫って、皆が落ち着いて番組に見入る時間帯でもありますよね。

そうなんです。大人の方が見て下さる時間でもあると思うんです。そういう時間にAKB48が出られたことも、すごいことなんじゃないかなって感じていました。

ーー今回は、メンバーの皆さんはもちろん、会場の他の方も“心のプラカード”を披露するというパフォーマンスでしたよね。佐江ちゃんのプラカードには“元気で頑張ります”とありました。

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