SRS-X55

ソニーは、ワイヤレスポータブルスピーカーの新製品として、新開発の高音質コーデック「LDAC」によりBluetoothで従来比最大約3倍の情報量を伝送できる「SRS-X55」「SRS-X33」と、キューブ型デザインと高出力を両立した「SRS-X11」の計3機種を2月21日から順次発売する。

「SRS-X55」「SRS-X33」は、新開発の高音質コーデックLDACを採用し、Bluetooth経由での音楽再生が、従来に比べて最大約3倍の情報量を伝送することが可能。ワイヤレス接続時でも、より高音質なサウンドを楽しめる。

また、豊かで高精細な低音域再生を実現するデジタルアンプ「S-Master」や高音域補完技術「DSEE」、デジタル音声信号処理技術「ClearAudio+」や、広がりのある音場を実現するサウンドモードなど、オーディオメーカーとして長年培った独自技術をコンパクトボディに凝縮することで、高音質再生を実現した。

「SRS-X55」は、出力を従来機比で10W向上させた実用最大出力30Wのデジタルアンプを搭載する。サイズは、幅約221×高さ約118×奥行き約51mmで、重さは約1200g。カラーは、ブラックとホワイト。「SRS-X33」は、従来機比で体積が約20%減、重さが約14%減と、小型・軽量化を図った。実用最大出力は20W。サイズは、幅約185×高さ約60×奥行き約59mmで、重さは約730g。カラーは、ブラック、ホワイト、レッド、ブルーの4色。

「SRS-X11」は、約61mm角のコンパクトなキューブ型のボディに実用最大出力10Wの高出力デジタルアンプとデュアルパッシブラジエーターを搭載。手軽に迫力のサウンドを楽しめる。「SRS-X11」2台をBluetooth接続して音楽再生が楽しめる「Speaker Add(スピーカーアド)」機能を搭載。ステレオで音楽再生ができるステレオモード、同じ音をモノラルで再生するダブルモードを設け、机上での音楽再生の楽しみ方の幅を広げる。なお、モード切り替え用のADDボタンを背面に新設したことで、より簡単にスピーカー同士を接続できるようになった。

サイズは、幅約61×高さ約61×奥行き約61mmで、重さは約215g。カラーは、ブラック、ホワイト、レッド、ブルー、ピンクの5色。本体カラーに合わせたシリコンストラップが付属する。

3機種とも、NFC(近距離無線通信)のワンタッチリスニング機能に対応。スマートフォンなどの対応機器をかざすことで、Bluetooth機器間のペアリングが簡単にできる。また、音楽再生のほか、ハンズフリー通話にも対応する。バッテリ駆動時間は、「SRS-X55」が約10時間で、「SRS-X33」と「SRS-X11」は約12時間。

価格はオープンで、税別実勢価格は、「SRS-X55」が2万5000円前後、「SRS-X33」が1万7000円前後、「SRS-X11」が9000円前後の見込み。発売日は、「SRS-X55」と「SRS-X11」が2月21日、「SRS-X33」が3月14日。

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