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終盤では、映像コメントも公開された。韓国や日本はもちろん、世界20か国のファンからお祝いコメントに、ジェジュンは微笑みを見せ、「ジェジュンは、本当に幸せな人間だなと思う」しみじみと喜びをかみしめた。もちろん、JYJのメンバー、ジュンスやユチョンからもメッセージが寄せられ、ジュンスからの韓国語のメッセージに、ジェジュンは「日本語で言っていくれたらもっとよかったのにね」とツッコミを入れ、会場を笑わせた。

最後にイベントを振り返り、「ホントに幸せな人間ですね、僕は。(一昨年)ここでファンミーティングをやって、来年できるかなって思ってたけど……なんで出来るんだろう? なんで、みんなここに来てるんだろう?」と、胸がいっぱいの様子。そして、あらためて「頑張りますね」というと、「来年は多分、誕生日パーティはできないけど。わかっているでしょ?」と、ファンにしばしの別れを切り出した。「大丈夫だよ」とファンに語ると、会場から上がる「待ってるよ」の声。ジェジュンは少し照れながら、「待っていてくださいよ! もっともっとオトナになって、男になって戻ってきます。見た目は変わらないけど!」と約束。会場は「ジェジュン、ファイティン!」と声をそろえてエールを送った。

ジェジュンが一旦ステージを後にすると、映像で手紙が読み上げられた。「17歳だっけ? 初めてみんなに出会って、みんなと一緒にたくさんの時間を経験した結果は、僕たちだけの強さ、絆になったと思う。これからももっとたくさんの可能性をひらいて新しい挑戦をして幸せを伝えたい。それがみんなの愛に応えることだと思う。これからある試練は怖くない。僕たちが経験する幸せのためならね。30代としては新人。これからもっともっと一所懸命頑張ります。ありがとう!」。

しんみりした雰囲気に包まれる会場。その空気を切り裂くように、再び登場したジェジュンは、ソロ・アルバム『WWW』の収録曲『9 + 1#』と『光』を熱唱、ロックの熱いステージで盛り上げた。さらに、2日目だけは1曲を追加。NANA starring MIKA NAKASHIMAの『Glamorous sky』をカバーし、会場を熱狂の渦に巻き込むと本編が終了した。

そして、アンコールの“ジェジュンコール”に導かれて現れたジェジュンは、『Just another girl』を披露。歌い終えると、会場中のファンに挨拶するように、センター席とアリーナ席の間の通路を歩きながらぐるりと一周して、ファンにサインボールをプレゼント。ライブカメラにむかって投げキッスをする茶目っ気も見せた。

ファンと触れ合いながら、ステージにたどり着くと少し寂しそうに、「また、来れたらいいのにね」と、正直な胸の内をぽつり。「韓国には、行かなきゃ行けない宿命的なものがあるからね。頑張って、元気で行ってくるね」と、あらためて別れを口にしながら、「昔は、寂しいと思っていたけど、僕が行っている間、忘れないで、記憶しててくれる方がいるだけで力になります」。ステージを去ろうとするも、身体が拒否しているのか、「ホントに今日で最後になるかもしれないから……足、重いね」と本当に名残惜しそう。そして、「皆さん、身体に気をつけて、元気でね。そして、風邪に気をつけて。韓国に行っても僕には会えないから来ないでね。韓国は寒いから、風引くからよ」と、親しい友人に語りかけるような照れ隠しの言葉を次々と。ぞんざいな言葉使いながらファンを気遣う言葉の数々に、会場のあちこちからすすり泣く声が漏れ聞こえ……。

会場から自然と「ジェジュンコール」が湧き上がると、ジェジュンはひとり「み~んな、み~んな」と、まるでエールの交換だ。笑顔と涙が入り混じる会場に、ジェジュンは「皆さん、ぜひ、幸せにね」と、温かなひと言を放つと、「すぐだからね。みんな、その間、年取らないでね。また会いましょう! またね」と、あたたかい陽だまりみたいな柔らかな笑顔とともに大きく手を振りながら扉の向こうへと消え、イベントの幕を下ろした。会場には、なおもジェジュンを呼ぶ声が続いていた。


「2015 KIM JAE JOONG J-PARTY IN YOKOHAMA」
1月22日@神奈川・横浜アリーナ
01.僕のそばに
<トーク+イベントコーナー>
02.Good-bye days
<誕生日イベント+質問コーナー>
03.9 + 1#
04.光
05.Glamorous sky
<アンコール>
06.Just another girl

放送情報

キム・ジェジュン初主演ドラマ「トライアングル」
DATVで1話から放送!
放送日:2015年1月30日(金)15:00スタート(2話連続)
DATVはこちら
 

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