スヨン主演の『私の人生の春の日(原題)』は、心臓移植を受けた女性とドナーの夫との恋を描いたヒューマン・ラブストーリー。スヨンは心臓病で期限付きの人生を送っていたが、移植手術を受けて元気になったボミに扮している。

彼女が恋に落ちるのは、妻を亡くしてふたりの子どもを抱えた45歳の男性。彼がドナーの夫ドンハだったことから、彼らの切ない恋が繰り広げられていく。周囲に祝福されないドンハとの恋に悩み、大きな黒い瞳に涙を浮かべるボミの健気さに思わず胸キュン間違いなし。

新しい人生に感謝して前向きに生きるボミは、明るくハツラツとした雰囲気のスヨンにはぴったり。メンバー一の長身で抜群のスタイルが女子の憧れでもあるスヨンは、トークの才能を活かしてMCとしても活躍する一方で、2012年には『第3病院~恋のカルテ~』で本格演技にチャレンジ。難病に苦しむ音楽家を演じて、ユナに続いて女優として注目された。このときの経験がボミ役にも活かされていると見た。

その後の『恋愛操作団:シラノ』では依頼人の恋をなんとか成就させようと奔走する、好奇心が強く情にもろい女性役でキュートな魅力を発揮。この役もかなり年上の男性に恋ゴコロを抱くという設定で、彼にときめく様子が愛らしかった。そして、スヨンにとって初の地上波ドラマ主演となった今回、見事に大人の恋を演じて最終回まで視聴率1位を獲得した。

ユナとスヨン。少女時代を代表する“女優”ふたりが演じる素敵な恋の物語は涙と笑い、ドキドキわくわく感いっぱい。それぞれ違う魅力があってどちらのドラマにも虜にさせられるはず。

 

★『総理と私』DATVにて2月3日(火)午後10時より放送スタート! 
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★『私の人生の春の日(原題)』KNTVにて2月7日(土)午後10時より放送スタート!
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『韓流ぴあ』ブレーンライター。香港映画から始まって韓国エンターテイメントの魅力に目覚めて20数年。ドラマをはじめとする韓国エンタメについて取材・執筆する日々の中、韓国作品のほかに中国時代劇や台湾作品に割く時間が増加中。

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