ボルボ、サイクリストとドライバーの衝突を未然に防ぐ技術を開発

2015.1.27 13:9配信
事故の危険性をサイクリストとドライバーの双方に警告する

自動車メーカーのボルボは、スウェーデンのスポーツギアメーカーPOC、通信会社のエリクソンと連携し、ドライバーとサイクリストの相互通信による安全技術を開発した。

事故の危険があると判断されると、サイクリストとドライバーの双方に警告を発し、衝突を未然に防ぐ技術。車両と自転車の相互通信を利用した安全技術の開発は自動車メーカーとしては初の試みで、米ラスベガスで開催された家電製品の国際見本市「2015 International CES(CES)」で初公開した。3月2~5日にスペイン・バルセロナで開催する世界最大規模の携帯通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス2015(MWC)」でも公開する。

車両側システムと、車両と相互通信する自転車用ヘルメットで構成。サイクリストの間で普及しているStravaなどのスマートフォンアプリを使用して、ボルボのクラウドを通じて自転車と車両の位置をお互いに共有する。自転車が、曲がり角や別の車両の陰にいると、車両のヘッドアップディスプレイに警告を表示し、ドライバーに接近を知らせる。サイクリストには、ヘルメットに取りつけた警告灯とバイブレーションによって警告を発する。

ボルボの新型SUV「XC90」には、自転車との衝突の可能性を検知してドライバーに警告し、必要に応じて自動ブレーキをかけて衝突を回避する技術を標準装備している。これは、自動車メーカーがサイクリストの安全に対して明確に取り組んだ初の試みで、これが今回のヘルメットを利用した技術のコンセプトの下地になっている。

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