9月3日に開かれた「第18回アジア競技大会 ジャカルタ・パレンバン」の「『ウイニングイレブン 2018』 eスポーツ日本代表選手 報告会」

8月18日から9月2日まで開催された“アジア版五輪”とも呼ばれるアジア競技大会で公開競技に採用されたeスポーツ。9月1日にサッカーゲーム「ウイニングイレブン 2018」の大会が開かれ、日本代表のSOFIA(杉村直紀)選手とLeva(相原翼)選手が金メダルを獲得した。

第18回アジア競技大会は、ジャカルタ・パレンバンで開催。ジャカルタ市内のマハカスクエアで実施された「ウイニングイレブン 2018」の決勝大会には、6月のアジア地域予選を勝ち上がった8地域の代表選手が参加した。各地域の代表は二人一組で、試合は「一対一」「二対二」「一対一」の三回戦。2試合先取で勝利となる。

最初は、8地域を2グループに分けたグループステージ。日本は、インド、インドネシア、ベトナムと同じグループになり、全勝でグループリーグを突破した。続く準決勝では、マレーシアと対戦して2対0で勝利した。決勝戦は、イランと対戦。第1試合で杉村選手が敗れたものの、第2試合に日本代表の二人が勝利、最終試合で相原選手が見事勝利し、日本が優勝に輝いた。

カードゲーム「ハースストーン」の日本代表として出場したTredsred(赤坂哲郎)選手は、初戦のインドに敗退。試合後には、自身のSNSで「悔いが残る負け方だった」とこぼしていた。

杉村選手と相原選手、帰国後のそれぞれの思い

9月3日にコナミデジタルエンタテインメントが開催した「第18回アジア競技大会 ジャカルタ・パレンバン」の「『ウイニングイレブン 2018』 eスポーツ日本代表選手 報告会」には、帰国直後の杉村選手と相原選手が登壇。現在の心境を語った。

杉村選手は、「決勝戦で一対一で負けてしまって、とても悔しい思いをした。結果的には、日本の皆さんに喜んでもらえるような結果になったことは良かったと思う。でも、悔しさが自分の中にあるというのが正直なところ」と振り返る。

相原選手は、「最後の決勝は3試合目にもつれ込む接戦だったが、そこで自分のウイニングイレブン2018の集大成が出せた。優勝できて、自分としては本当に嬉しかった」と話す。

両選手は8月28日に「KONAMIウイニングイレブン eスポーツアンバサダー」に就任している。これについて、杉村選手は「今後、コナミのeスポーツが楽しくて、ゲームとはまた違ったフィールドであると証明できたらいいと思うし、自身も伝えていく」。相原選手は、「ウイニングイレブンやeスポーツが少しでも盛り上がるようにしていければと思う」とコメントした。

五輪に準ずる大会にビデオゲームを使った競技「eスポーツ」の日本代表選手を派遣するのは、今回が初めて。これまでは国内でeスポーツを統括する唯一の団体がなく、選手を派遣できなかった。2月に既存の3団体を統合して立ち上がった「日本eスポーツ連合」は、日本オリンピック委員会への加盟を目標として掲げる。今回のアジア競技大会の実績が、今後の参考になるはずだ。

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