映画『検察側の罪人』の大ヒット舞台あいさつが3日、東京都内のTOHOシネマズ日比谷で行われ、出演者の木村拓哉と二宮和也(嵐)が登壇した。
本作は8月24日に全国335スクリーンで封切られ、昨日までに観客動員114万人、興行収入14億2000万円を突破した。
舞台あいさつは、同地をはじめ、全国179スクリーンでも生中継された。木村は「劇場に足を運んで、この作品を受け取ってくれた皆さんのおかげ。感謝しかありません」としみじみ話した。
周囲の反応については「通っているスポーツジムの方が『朝イチで見に行ったら、8割は入っていましたよ』というプロの見方をされていた。『今から見るぜ~』と、劇場の写真を送ってくれる友人もいた」と明かした。
一方、二宮は「見た友達が『すげえ面白かった』って言ってくれたけれど、僕の友達に頭のいいヤツはあまり多くないから、知ったかぶっているのが何人かいる。だから、それ以外(の感想)は一切言わない」と冗談めかした。
2人は、映画の公式ツイッターに寄せられた質問にも答えた。「入れ替われるとしたらお互いに何をしたいか」という問いには、二宮が「サーフィンをしたい。だって、1回も練習しないで乗れるんだよ」と羨望(せんぼう)のまなざしを向けた。対する木村も「ゲームで村を救いたい」と応じ、互いに相手の趣味に興味を示した。
本作では、対峙する検事の先輩と後輩を演じた2人。「再共演するとしたら…」という質問が出ると、木村が「時代物がいいんじゃないか。ニノ(二宮)に明智(光秀)をやってもらって、自分が織田(信長)をやります」と提案したが、二宮は「明智って、最後に勝ちますか?」と真面目な表情で聞き、会場からは笑いが漏れた。
木村も苦笑しつつ、「歴史、大丈夫だよな?」と確認。二宮は「織田信長を木村くんがやるのを見たい。歴史を学んでいない僕でさえ知っている、ドメジャーな人物をできる人は他にいない」とたたえて必死に体裁を取り繕った。
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