浄水器や空気清浄機などの生活環境家電を販売する韓国メーカー、COWAYは9月4日、日本の空気清浄機市場に参入と表明。第一弾として、空気清浄機のプレミアムライン「AIRMEGA」シリーズ4機種を発表した。9月12日に発売する。

COWAYは、世界40カ国で生活環境家電を展開するグローバル企業。世界各地で販売を伸ばしており、2017年は119万台を売り上げた。韓国内では、市場シェアで約24%を占め、トップに立っている。「韓国産業のブランドパワー 空気清浄機部門」(韓国能率協会コンサルティング主催)で16年連続No.1を受賞するなど、長年にわたって高い評価を維持している。

「AIRMEGA」の特徴は、空気清浄の基本性能をとことん追求している点だ。「FILTERISUM」を設計思想に掲げ、フィルター効果の最大化を最優先事項としている。空気の汚れを検知して風量を自動で切り替える「スマート運転」ですばやく清浄し、独自の高性能フィルター「MAX2 Greenフィルター」によって微細な物質もしっかりと集じんする。現在の国内モデルは多機能が主流だが、真逆の単一機能モデルで勝負する。

価格はオープンで、4万5000円から5万5000円までの価格帯に設定する予定。フラグシップモデル「AIRMEGA 400」は、79平方メートル(48畳)まで対応。「AIRMEGA 300」が63平方メートル(38畳)まで対応、空気の状態を見える化するディスプレイを搭載した「AIRMEGA 600」が68平方メートル(41畳)まで対応、マルチサーキュレーション機能を搭載した「AIRMEGA STORM」が52平方メートル(32畳)まで対応している。すべてのモデルで日本向けに花粉モード機能を備えている。