エス・アンド・アイ(藤本司郎社長)は、1月28日、シンクライアント端末「ThinBoot ZERO」のラインアップに、日本マイクロソフト(樋口泰行社長)の法人向けタブレット端末「Surface Pro 3」をベースにしたシンクライアント端末を提供すると発表した。

「ThinBoot ZERO」は、レノボ製PCをベースにしたシンクライアント端末として、2011年7月の発売以降、約4万台の出荷実績がある。今回、マイクロソフトが、第4世代Intel CoreプロセッサファミリーCore i3を搭載したタブレット端末「Surface Pro 3」を法人向けに発売したことを受けて、「ThinBoot ZEROシリーズ」の特別モデルの位置づけで「Surface Pro 3」のシンクライアント専用端末を提供する。

シンクライアント版「Surface Pro 3」は、起動OSにWindows Embedded 8.1 Industryを採用。要望に応じてシンクライアントシステムに合わせたカスタマイズにも対応する。システムに接続する際の認証強化や、セキュリティパッチなどのアップデートにも便利な管理ツールなどが付属し、梱包を解いたらすぐにシンクライアント端末として使用できるサービスも提供する。

価格はオープン。購入日から1年間、デバイスへのメーカー保証、対象アクセサリの修理保証が付属する。