『白河夜船』 『白河夜船』 (C)2015 よしもとばなな / 『白河夜船』製作委員会

日本全国のアジア映画ファンが注目する一大イベント《第10回 大阪アジアン映画祭》が、3月6日(金)から15日(日)まで大阪市内の映画館やホールにて開催される。良質なアジア映画の最新作や話題作を多数紹介し、関西のみならず全国のアジア映画ファンにとって、そのラインナップの発表も毎年注目の的だ。そんな中、オープニング作品として、安藤サクラ主演の最新作『白河夜船(しらかわよふね)』のワールドプレミア(世界初)上映が決定。クロージング作品には韓国映画『国際市場(原題)』のジャパンプレミア(日本初)上映が発表された。

《第10回 大阪アジアン映画祭》上映作品情報

『白河夜船』は、よしもとばななの同名小説を原作に『星影のワルツ』の若木信吾が撮影と監督を務め映画化した注目作。写真家でもある若木監督ならではの、被写体の魅力を最大限に引き出すこだわり抜かれた映像美や、『0.5ミリ』『百円の恋』と観客を魅了し続ける、今、日本一輝いていると言っても過言ではない安藤サクラが見せる新しい顔にも期待したい。

そして、『国際市場(原題)』は、韓国で観客動員数1200万人突破、その記録を更新し続けている話題作。徹底した時代考証の元に再現したリアルな町並みと、朝鮮戦争時代の“父親像”、そして“家族愛”が描かれていく。昨年日本でも公開され話題となった『新しき世界』のファン・ジョンミンが主演、チョン・ユンホ(東方神起)がベトナム戦争を経験した人気歌手として特別出演している。

その他は、コンペティション部門、特別招待作品部門、特集企画を柱に、日本初上映のアジア映画最新作を多数上映。多彩なゲストを迎えてのウェルカム・パーティや交流イベント、ティーチイン、トークイベントなどを華々しく開催する予定だ。特集企画の内容を含む映画祭の概要については1月30日(金)、全作品ラインアップは2月上旬に発表予定。チケットは、2月21日(土)より一般発売開始。

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