あの日は本当に大変でした。雪がすごくて…。朝、劇場へ行くのに、車では絶対に無理だから、その日だけ、電車で行ったんです。

自宅から最寄りの駅まで少し距離があるんですが、歩くのも本当に大変で(泣)。その日、普通のブーツで歩いてたんですけど、もう、ツルツル滑って、転びそうで。

ーー舞台中の大事な身、滑って転んだら大変でしたね。

本当に。ブーツも洋服も、雪でびっちょびちょになっちゃいました。

また、その日は、よりによって母が劇場に見にくる日で。「ママ、どうやって来るの???」って言うくらい、雪がすごかったんですが、見に来てくれて。着替えも一緒に持って来てもらっちゃいました。

ーー関東であんなに雪が降ることはめったにないですから、忘れられない1日ですよね。

はい。劇場のロビーも、雪でびちょびちょでした。

雪で劇場に来られなかった方や、帰れなくなってしまった方も、たくさんいて。あの日のことは、本当に忘れられない。出演者の皆さんも、“忘れられない日”として覚えていると思います!

ーーやはり、まだまだ寒い日が続きそうですね。春が待ち遠しいです! さてさて、ちまたではインフルエンザが流行っていると聞きます。なので、次回はこの季節にとっても大切な、体調管理などについてお話してみませんか?

そうですねッ! よろしくお願いします。

ーーこちらこそ! それでは今回もありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

はい! ありがとうございました! 12月に名古屋へ行ったときも、雪がたくさん積もっていて、本当に寒かったのを思い出しました。2月はまだまだ寒いので、皆さんも、体調には十分に気をつけて過ごしてくださいね。あと、受験シーズンも本番。受験生の皆さんも、がんばってください!また、次の金曜日にお会いしましょう。谢谢大家!(皆さん、ありがとう!)
 


【今回のまとめ】
◎中国入門ポイント
節分には、“季節を分ける”という意味があります。本来は、立春、立夏、立秋、立冬の前日を指し、年に4回ある季節の節目でした。その中でも立春は、冬が終わり春が始まる“1年の始まり”とされ、また、その前日も大晦日として重んじられてきました。

節分は、奈良時代に中国から日本へ伝わった“”という儀式が元になっているという説があります。“”は、平安時代になると悪鬼を払い、神を迎える儀式として、大晦日、宮中で盛んに行われました。

江戸時代になると、豆を撒いたり、柊にイワシの頭を刺したものを飾るなど、日本の節分に姿を変えて庶民の間に広まっていったといわれています。

2015年の節分は2月3日(水)。何らかの理由で、“お正月気分を味わえなかった!”という人は、中国と日本の文化が融合した節分で、旧年の厄を落とし、新たな年を迎えてみるのもよいかもしれませんね。

◎今回のフレーズ&単語
海参【hǎishēn】なまこ
【guǐ】幽霊、亡霊。酒鬼(飲んべえ)、小气鬼(けちんぼう)など、“好ましくないことをする人”を表すときにも使われる
鬼屋【guǐwū】お化け屋敷
鬼片【guǐpiàn】ホラー映画
【nuó】追儺(ついな)。悪鬼を追い払い、神を迎え入れる儀式

*本文中の赤字は、中国語です。
*)中国語の表記は、上海(大陸)で使われている簡体字を使用しています。また【 】内には、中国語の発音表記として漢語拼音(ピンイン)を記しています。

撮影:山田大輔 スタイリング:山本隆司 ヘア&メイク:JULLY

1990年8月13日生まれ。東京都出身。O型。AKB48のメンバーとして活躍。2016年4月1日に旧チームK特別記念公演でグループを卒業。『王家の紋章』、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』、『TOKYO TRIBE』、ユーミン×帝劇vol.3『朝陽の中で微笑んで』、地球ゴージャス プロデュース公演 Vol.15『ZEROTOPIA』、『ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2』などに出演。連載から生まれた書籍「これさえあれば。」が発売中。Official

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