『ANNIE/アニー』

ブロードウェイ・ミュージカルの傑作を32年ぶりに豪華キャストで映画化した『ANNIE/アニー』が日本でも大ヒットを記録している。本作は映画オリジナルの楽曲を含むミュージカルナンバーが大きな魅力だが、「心温まるストーリーに感動した」という声も多く寄せられているという。そこで、観客から人気を集めているシーンの一部が公開された。

シーンの一部

本作は、溌剌とした孤児の少女アニーとワケありな大富豪の交流を、舞台を現代のニューヨークに移して描くミュージカル映画。『ハッシュパピー~バスタブ島の少女~』で注目を集めた天才子役クワヴェンジャネ・ウォレスがアニーを演じるほか、『Ray〈レイ〉』のジェイミー・フォックスが、アニーの運命を変えるIT長者スタックスを演じている。

このほど公開されたのは、アニーとスタックスがリバティ州立公園で歌い踊るシーン。ふたりは『I DON’T NEED ANYTHING BUT YOU』を歌いながら、見事な掛け合いを見せ、お互いが自分にとって重要な存在であることを確認しあう。メガホンをとったウィル・グラック監督は「ジェイミーとクワベンジャネは相性がとても良い。撮影中ジェイミーはまるで彼女の父親の様だった。ふたりが一緒にいるときのエネルギーは周りの人々にも広まる。彼らは笑って、歌って、踊って。本当に通じ合っているのだと思う」と分析する。

スタックスとアニーが大人と子ども、孤児と大富豪などの関係を超えて「絆を結ぶ相手。今は君だけでいい」と歌いあうこのシーンは人気が高く。観賞後には「有名なので観てみたかった。ミュージカルだと敷居がたかいけど、映画だと気楽に行けていい」「歌でこころがあったまる」などの声が寄せられているという。

『ANNIE/アニー』
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