結婚する人が減ってきているとはいえ、「いつかは……」と思い描く方や婚活中の方がいるのも現実です。

“結婚”という未来を掴むために、しっかりと相手に求める条件を決めている方はどれくらいおられるでしょうか?

今回は、結婚歴のある3名の方に、旦那さまを選ぶ上で「これは譲れない」と考えている条件をインタビュー。結婚相手の条件を定める重要性と、含めておくべき条件が明らかになったので、ご紹介します。

「結婚は人生の墓場」にならないための条件3つ

まずインタビューさせていただいたのは、婚活を経て年下の旦那さまとラブラブな毎日を送っておられる、みくまゆさん。彼女が結婚相手を探す際に決めていた条件は3つです。

1)安定企業に勤めている

「このご時世、倒産やリストラも多いじゃないですか。実際に私が勤めていたところは、中小企業でボーナスも不安定。優秀な人材が減ることに恐怖を感じていました」と、みくまゆさん。そのため、結婚相手には安定した企業に勤めておいて欲しいと考えたそうです。

「夫は、大手の病院勤務で、福利厚生も手厚いです。今後、高齢化社会になることが予想されますし、そうなると病院勤務の夫は今後も食いっぱぐれないなと思ったんですよね」。

よく「旦那さまは安定した仕事をしていてほしい」と聞きますが、みくまゆさんレベルまでしっかりと考えた上で条件に含めている方はどれくらいいるのかが知りたくなりました。

2)やりたいことを自由にやらせてくれる

現在は、在宅でライターとして仕事をされているみくまゆさん。現在の旦那さまは彼女のそんな願いも、全面的に応援してくれたそう! 今では、仕事のお手伝いまでしてくれるほどだとか。

「元職場は“結婚したら、辞めてくれ”と言われていたんです。このご時世、37歳の女性を雇ってくれるのは、スーパーのレジなどパートのお仕事くらいしか思いつきません。でも、外に出る仕事は子供が産まれたら厳しそうと思っていたので、子供をみながらできる仕事に理解のある人を選びたかったんです」

と、しっかりと結婚相手の条件を定めていたからこそ、今の旦那さまと結婚されたのが分かります。

また「夫はライターをやりたいと伝えたら“すごい!”と素直に褒めてくれたんです。婚活中は意外とライターの夢を伝えると、怪訝な顔をする男性は多かった」そう!

結婚は、2人で人生を作っていく作業でもあります。にもかかわらず、相手の夢を受け入れられないのでは……結果は目に見えているのではないでしょうか。

3)家事分担・お金の管理など、女性が主導権を握れる

「家事は女性がやるもの」「男は生活費だけ渡せばいい」。そんなどこか昭和的な考えを持っている男性は、まだまだ多いよう。みくまゆさんも「私の周囲には、モラハラに悩む人、お金を握らせてもらえない主婦が多いんです」とのこと。

そんな風に結婚が人生の墓場にならないために、自分が主導権が握れるかどうかも譲れない条件として挙げていたそうです。

実際、ある程度自由にさせてくれている旦那様をゲットされていますし、「譲れない条件はキチンと作っておくべきなんだ」と感じさせますよね。