パナソニックを2年連続優勝に導き、自身も2年連続のMVPを獲得したベリック・バーンズ パナソニックを2年連続優勝に導き、自身も2年連続のMVPを獲得したベリック・バーンズ

『LIXIL CUP 2015』決勝の興奮冷めやらぬ2月2日、ジャパンラグビー トップリーグ 2014-2015年間表彰式が行われた。2季連続3回目の優勝を果たしたパナソニックや『LIXIL CUP 2015』準決勝敗退を喫したが、『セカンドステージ』首位となった神戸製鋼をはじめとする、各チームの指揮官・選手たちが一堂に会した。

第52回日本ラグビーフットボール選手権 開催情報

主な受賞者は以下の通り。
【トップリーグ MVP】ベリック・バーンズ(パナソニック)
【新人賞】山下楽平(神戸製鋼)
【最多トライゲッター】ネマニ・ナドロ(NEC)、堀江恭佑(ヤマハ発動機)、山下楽平(神戸製鋼)
【得点王】ベリック・バーンズ(パナソニック)
【ベストキッカー賞】ベリック・バーンズ(パナソニック)
【ベストフィフティーン】PR1稲垣啓太(パナソニック)、HO堀江翔太(パナソニック)、PR3山下裕史(神戸製鋼)、LOアンドリース・ベッカー(神戸製鋼)、LO伊藤鐘史(神戸製鋼)、FLアダム・トムソン(キヤノン)、FLリーチ マイケル(東芝)、NO8堀江恭佑(ヤマハ発動機)、SH田中史朗(パナソニック)、SOベリック・バーンズ(パナソニック)、WTB山下楽平(神戸製鋼)、WTB山田章仁(パナソニック)、CTB松島幸太朗(サントリー)、CTBジャック・フーリー(神戸製鋼)、FB五郎丸歩(ヤマハ発動機)

2年連続のMVPを獲得するとともに、得点王とベストキッカー賞、ベストフィフティーンに選出されたバーンズは「名誉ある賞をいただき感謝している。パナソニックの15人は一人ひとりがMVPに値する活躍を見せた。私とチームを支えてくれたみなさんに感謝の言葉を伝えたい」と謝意を表した。さらに、9月に『ラグビーW杯(RWC)』を戦う日本代表に「かつての日本はフィジカルが課題だったが改善され、強化も進んでいる。RWCで日本が活躍してくれると期待している」とエールを送った。

また、新人王、トライ王、ベストフィフティーンを獲得した山下は、「シーズン開幕前はまさか新人王を取れるとは思わなかった」と驚きの感情を言葉にしながらも、「トライ数14本を目標にしていた。3本及ばなかったので来季はトライ14本を目指したい」とさらに高みを見据えた。

年間表彰式は終わったが、シーズンは終わらない。今週末にはトップリーグ勢6チーム、大学勢4校が参戦する『日本選手権』が開幕する。2月28日(土)・秩父宮ラグビー場での決勝まで、熱闘はまだまだ続く。チケット発売中。