AT-X 11-20 PRO DX

ケンコー・トキナーは、APS-Cフォーマット用のデジタル一眼レフ向け大口径超広角ズームレンズ「AT-X 11-20 PRO DX」の、ニコンFマウント用とキヤノンEFマウント用を2月20日に発売する。税別価格はどちらも10万円。

焦点距離11~20mm/F2.8で、APS-Cフォーマットに対応し、動画撮影にも使用できる大口径超広角ズームレンズ。

P-MO非球面レンズを前群に配置することで、後群に配置したガラスモールド非球面レンズとともにディストーションを補正しながら、各収差を理想的に補正する。さらに、3枚のSD(超低分散)ガラス「FK01」「FK03」の採用によって、各収差を除去する。

ワンタッチフォーカスクラッチを採用し、マニュアルフォーカス時はピントリングの適度なトルク感で精密にピントを合わせることができる。大口径ズームながら最短撮影距離は0.28mなので、パースペクティブの変化を生かした作画に効果を発揮する。

サイズは最大径89×長さ92mmで、重さは560g。フィルターサイズは82mm。