通信料金について「4割程度下げる余地がある」という菅義偉官房長官の発言を発端に、現行の料金体系見直しの機運が高まっているが、家電量販店・オンラインショップの実売データを集計した「BCNランキング」によると、直近の2018年8月におけるスマートフォン(SIMフリースマホ含む)の販売台数は、直近3年間(2016年~18年)で最も多かった。実は、端末の売れ行きは好調だ。 過去との比較では、前年同月比で114.5%、2年前の16年8月と比べると130.1%とさらにプラス幅が大きくなる。最も多く売れた一番人気の機種はAppleの「iPhone 8」で、シェアが22.7%。過去3年間のランキングトップ10を比較すると、17年8月は「iPhone 7」が25.0%。16年8月は「iPhone 6s」が21.2%で、それぞれトップだった。

今年8月のシリーズ別販売台数ランキングは、トップ3独占だった昨年と違い、2位に「HUAWEI P20 lite」が入り、3位に「iPhone X」(6.0%)、4位に「iPhone 8 Plus」(4.7%)、5位に「iPhone SE」(3.8%)と続く。iPhoneのシェアが極めて高い日本ですらこうした状況で、「iPhone X」の後継機種をメインに据えるとは思えないのだが、はたしてAppleはどう出るだろうか。(BCN・嵯峨野 芙美)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

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