左からドンヒョン(BOYFRIEND)、リッキー(TEENTOP)、ミヌ(ZE:A)、セヨン(CROSS GENE) 左からドンヒョン(BOYFRIEND)、リッキー(TEENTOP)、ミヌ(ZE:A)、セヨン(CROSS GENE)

韓国ミュージカル『僕らのイケメン青果店~チョンガンネ』(2月16日~2月22日、東京・サンシャイン劇場)の記者会見が2月3日、都内で行われ、キャストのセヨン(CROSS GENE)、ドンヒョン(BOYFRIEND)、リッキー(TEENTOP)、ミヌ(ZE:A)が登壇した。

CROSS GENEセヨンの公演チケット情報

小さな青果店からスタートし、年商300億を誇る食品流通会社にまで成長させた青年実業家の実話をもとにした“5人のイケメン”たちの奮闘記。韓国では小説がベストセラーになり、舞台化され、ドラマ化された人気作。韓国で2008年に初演。日本では2013年に初演され、翌年2月の再演を経て、今回が3度目の上演。

“5人のイケメン”のうち、祖母の病院費を稼ぐために、ホストクラブで働いていた青年ジファン役をセヨン、アメリカの名門バークレー経営学部に留学経験があるお坊ちゃまユンミン役をドンヒョン、兵役を終えたばかりの末っ子チョルジン役をリッキーとミヌがダブルキャストで演じる。

役柄との共通点をきかれたセヨンは、「ホスト役なので似ている部分はありません!」。演技は大変な様子で、「悩みました。でも、ミュージカル俳優の先輩方からひとつひとつ細かく、いろんなスタイルがあることを見せてもらって勉強になっています。自分のものにしていけていると思う」と、手ごたえを感じているようだ。

韓国ソウルで昨年11月21日から今年1月1日まで再演され、同公演に続いて日本公演に出演するリッキーは、「韓国公演とは少し違う話になるだろうし、より面白くて新しさを感じてもらえると思う」と期待を込める。このミュージカルが初めてのソロ活動で、「ミュージカルは歌も演技も感情表現もしっかりしないといけない」と苦労をのぞかせながら、「TEENTOPのメンバーは力をくれます。ミュージカル経験があるチョンジ兄さんがアドバイスをくれました」と目を細めた。

稽古が始まって1週間だそうだが、チームワークの良さが会見からも伝わる。ドンヒョンはリッキーについて、「僕たちの中で末っ子なんです。とてもカワイイ」。リッキーは「ミヌ兄さんは年上だし、学ぶべきことが多い。人知れず、良いところを盗んでいます!」とにっこり。ミヌは「セヨンさんは優しいです。芸能界に友達が多くないので、もっとセヨンさんと仲良くしたい」と話す。セヨンはドンヒョンについて「ヘアサロンで初めて会ったときは、寡黙でクールな人だという印象でしたが、稽古でイタズラッ子な面があると気付きました」と優しい眼差しを向けた。

全員が、本来とは違うグループのメンバーと息を合わせることには、BOYFRIENDでリーダーを務めるドンヒョンは「リーダーはひっぱらなきゃいけないけど、公演では(他のキャストで)頼れるお兄さんたちがいて、初めての経験でうれしい」と目を輝かせる。すかさず、ミヌから「僕たちは?」とツッコミが入ると「愛してる!」。リッキーは、「TEENTOPよりも、チームワークがいいかも(笑)」と、茶目っ気たっぷりにコメントし、笑いを誘った。