「VoiceText Web API」の概念

HOYAサービスの音声ソリューション事業部は、2月3日、ウェブアプリやスマートフォンアプリ開発用の音声合成ウェブサービス「VoiceText Web API」正式版の提供を開始した。

高音質で明瞭な発話ができる「VoiceText」を、ウェブAPIとして提供するサービス。2014年7月からベータ版として提供し、テレビ東京の人気バラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2(モヤさま)』のナレーター「ショウ君」にも利用されている。正式版では、利用できる話者数を大幅に追加するとともに、ベータ版で提供していた「VoiceText Micro版」に加えて、よりクリアな音質の「VoiceText通常版」に対応。合成できる文字数を増やすなど、機能を拡大・強化した。

アプリ開発の際に、数行のコードを追加するだけで、「VoiceText」の機能を簡単に使用でき、シンプルでわかりやすい合成方法によって、話者を問わず効率的な開発を実現する。

話者は、「HIKARI(女性)」「SAYAKA(女性)」「HARUKA(女性)」「MISAKI(女性)」「TAKERU(男性)」「RYO(男性)」「SHOW(男性)」の7話者を用意し、「HIKARI」「HARUKA」「TAKERU」は、「VoiceText」シリーズに搭載している喜怒哀楽の感情表現ができる「感情音声合成」にも対応する。

サービスプランは、「スタンダード」「コンテンツ」の2種類で、税別の月額基本料金はどちらも8万円。

「スタンダード」プランは、月間の基本リクエスト数が10万回、リクエスト単位の最大文字数は500文字で、音声の二次利用には非対応。

「コンテンツ」プランは、月間の基本リクエスト数が5000回、リクエスト単位の最大文字数は1000文字で、音声の二次利用にも対応する。

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