ミュージカルオリジナルCD「ミュージカル・ジャージー・ボーイズ~オリジナル・キャスト・レコーディングス」(品番:WPCR-16247/税別2,000円) ミュージカルオリジナルCD「ミュージカル・ジャージー・ボーイズ~オリジナル・キャスト・レコーディングス」(品番:WPCR-16247/税別2,000円)

大人気ブロードウェイ・ミュージカルをクリント・イーストウッド監督が映画化した『ジャージー・ボーイズ』のブルーレイ&DVD(2月4日発売)の発売を記念し、1月29日、Gibson Brands Showroom TOKYOにてスペシャルトークショーが開催された。本作のモデルになったフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズをこよなく愛する音楽評論家・萩原健太とワーナーミュージック・ジャパンのプロデューサー・宮治淳一が、本作とグループについて語りつくした。

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』チケット情報

フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズは、ザ・ビートルズ以前に世界中を席巻した伝説のヴォーカル・グループ。昨年1月に初の来日公演を行い、9月には映画が公開、そして、今年はミュージカルが日本初上陸を果たす。作品では、グループの栄光と挫折、再起が描かれ、名曲の誕生エピソードもたっぷり盛り込まれている。

「この2年間は夢のようなひととき」というふたりは、時代背景や彼らの楽曲が音楽シーンに与えた影響などを補足説明しながら、映画のオススメシーンを紹介。教会に忍び込みオルガンの演奏で歌を練習するシーンや、音楽プロデューサーのボブ・クルーと出会うシーン、感涙必至だという4人が初めて『クライ・フォー・ミー』をセッションするシーンなどを紹介した。また、名曲を聴きながら楽曲の魅力についても語った。萩原は、「『君の瞳に恋してる』はボーイズ・タウン・ギャングがカヴァーして大ヒットしましたが、こちらがオリジナル」と熱弁。当時、宮治が日本人の曲だと思っていたというダニー飯田とパラダイスキングが日本語カヴァーした「シェリー」も試聴した。

そして話題は、6月に初上陸を果たすミュージカルへ。本作は、2006年度トニー賞最優秀ミュージカル作品賞など数々の賞を受賞した、今年で10年目を迎えるロングランミュージカル。萩原は、「ニューヨークへ行くたびに観に行っています。ミュージカルの完成度は素晴らしいです。もうチケットを購入しました」とPRした。公演は6月25日(木)から7月5日(日)まで東京・東急シアターオーブにて。チケットぴあでは、超良席先行・早割先行を2月6日(金)まで先行受付中。。

また、2月4日(水)には本作のサントラ盤『ミュージカル・ジャージー・ボーイズ~オリジナル・キャスト・レコーディングス』と、フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズの代表曲を網羅した3枚組CD+DVD『ジャージー・ビート・ボックス』(全88曲+映像12曲)も同日に発売される。