「たけのこ党」の勝利を発表した松本潤

 「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」結果発表および新CM発表会が11日、東京都内で行われ、嵐の松本潤が出席した。

 本選挙は、約38年にもわたる「きのこの山」と「たけのこの里」の戦いに終止符を打つべく、今年の2月から7月末まで約5カ月間、国民から民意を問う国民総選挙として実施された。

 この日の発表会では、“総選挙委員長”の松本から、693万1220票を獲得した「たけのこ党」が、16万9447票の僅差で「きのこ党」に勝利したことが発表された。

 約5カ月間の戦いを振り返った松本は、投票総数が約1600万票だったと聞き「僕もびっくりしましたし、何よりこの総選挙に対する関心の高さを感じました。参加してくださった方に、まず感謝いたします」とコメントした。

 続けて「『たけのこ党』の勝利をもってこの長く熱い戦いは終わりましたが、勝ってもおごらず、負けても恥じることなく、チョコスナックの未来を、共に作り続けていけたら」と力強く宣言した。

 5月の中間投票結果では「たけのこ党」が302万5650票、「きのこ党」が187万1148票と、「たけのこ党」の圧倒的優勢が伝えられたが、その後「きのこ党」が“巻き返し施策”をスタートさせ、7月末には「たけのこ党」に23万票差まで迫る勢いを見せていた。

 発表前に、司会者から「どちらを応援しているか?」と尋ねられた松本は「私は総選挙委員長という立場なのでどちらとは言えませんが…、途中まで独走していた『たけのこ党』を『きのこ党』が追い掛けたという意味では『きのこ党』の頑張りを高く評価します。どちらが勝っているか、僕も非常に気になります」と興味津々の様子だった。

 結果が書かれた封筒を開ける際には「不思議なイベント発表会ですね…」と笑みをこぼした松本。「たけのこ党」勝利を受け、党首を務める「たけっち」と「さとっち」に勝利パネルを授与すると、「マニフェストの実現、僕も国民の皆さまと楽しみに待っていますので、すてきなものを完成させてください」と呼び掛けた。

 同選挙の結果に基づいた新TVCMは、11日から放映される。出演した松本は「『どっちが勝ってもこうなる』と言われて撮ったのを覚えています」と、結果を知らない状態で撮影に臨んだことを明かした。