キーラ・ナイトレイ主演作『はじまりのうた』を語る

2015.2.10 17:14配信
『はじまりのうた』(C)2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED

公開中の映画『はじまりのうた』で主演を務めたキーラ・ナイトレイのコメントが届いた。本作でナイトレイは、『once ダブリンの街角で』を大ヒットさせたジョン・カーニー監督と組み、駆け出しのミュージシャンというこれまでに演じたことのない役柄で新たな魅力を放っている。

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ナイトレイは1985年生まれの英国人女優で、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『ラブ・アクチュアリー』などの人気作に出演する一方、文芸大作『つぐない』や『危険なメソッド』『アンナ・カレーニナ』『イミテーション・ゲーム』などの作品で演技力が高く評価されている。しかし、彼女は「突然気付いたんです。過去5年ほど出演した作品すべてで、大体が死ぬ役でした」という。「そこで、情緒不安定になるとか死ぬといった事を経験しなくていいような事をやりたいなと、切実に思ったんです」。そんなある日、彼女の元に、『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督の新作の脚本が届く。

本作で彼女が演じたグレタは、ミュージシャンの恋人に裏切られるが、落ちこぼれの音楽プロデューサーのダンと出会い、NYの街で共に音を鳴らし、歌声を響かせる中で少しずつ自分を取り戻していく。「素晴らしい脚本でした。非常にポジティブで、そこが私が本当に気に入った所で、ユーモアもたっぷりでした。この映画は希望に満ちたものの“きざし”のようなものを見せてくれると思うんです。何かがどこで起きるかは、誰にも分からない。でも試してみた方がいい。何故やってみないの? こういう感じの所が、私は本当に気に入りました」。

また、ダン役を名優マーク・ラファロが演じることも大きな決め手になったようだ。「長年にわたり、彼の出演作の大ファンでした。彼の傍に立ち、彼が何をするのか、どうやるのかを見届ける機会を、純粋に持ちたいと思いました。彼は正に、世界で一番愛くるしく、素敵で、面白くて、才能豊かな方です。本当に楽しかった。この映画に出てる全てのキャストが、共演できて本当にラッキーだったと思います。かなりアドリブが多い作品だったから、他のキャストとの関係性とか化学反応はものすごく大切でした」。

出演を決めた彼女はさっそく、脚本を読み込みながら“音楽”のトレーニングを開始したという。劇中でグレタは自身の感情を“歌”で表現するからだ。「ヴォーカルのコーチをつけて、どの音が自分に合うかを見つけようとしていましたが、それも楽しい作業でした。私は歌手ではないです。映画では歌っていますが、私らしい表現方法ではないです。だから表現を探さないといけなかった。クリエイティブで、エモーショナルで、歌声も(グレタというキャラクターの)パーソナリティにあったものを」。

ナイトレイは撮影前には入念に準備を重ね、フィルムが回るとアドリブを交えながら“グレタ”として振舞った。彼女の自然で、しかし力強い演技は多くの観客から評価されている。

『はじまりのうた』
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