Connect Station CS100

キヤノンは、デジタルカメラなどで撮影した写真や動画の保存や整理、テレビでの大画面閲覧、スマートフォンからの閲覧などに対応した新コンセプトのメディアサーバー「Connect Station CS100」を、6月に発売する。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップでの税別価格は3万9800円。

NFC(近距離無線通信)に対応するデジタルカメラやデジタルビデオカメラをかざして接続し、撮影した写真や動画を保存できる。保存されていない写真・動画を自動で差分保存する機能を備える。

1TBのHDDを搭載し、静止画なら約15万枚、動画なら約70時間分を保存することができる。カメラや外付けHDDを接続できるUSBポートや、CF/SDカードスロットを備えているので、NFC非対応のカメラでも使用できる。

写真や動画を撮影年月別や撮影カメラ別、アルバム単位での保存・整理するソート機能を搭載。新着画像をまとめたアルバムを自動で作成する機能も備える。 HDMIケーブルでテレビと接続すれば、本体に保存した写真や動画をテレビの大画面で、付属のリモコンでテレビ番組のように操作して観賞できる。フルHD動画再生に対応する。

IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANに対応し、保存した写真や動画をスマートフォンやPCからネットワーク経由で観賞したり、インターネット経由で共有・保存したり、「CANON iMAGE GATEWAY」経由でSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などのクラウドサービスや動画共有サイトへアップロードしたりできる。また、遠隔地にある「Connect Station CS100」とのクラウド連携機能や、PCを使わず直接プリンタで印刷する機能を備える。

再生できるファイル形式は、静止画がJPEG、RAW(CR2)、動画がMP4、MOV、AVCHD。インターフェースは、USB2.0×1、HDMI出力、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LANポート×1、CF/SDXC/SDHC/SDカードスロットを搭載する。サイズは幅155.6×高さ51.1×奥行き155.6mmで、重さは約570g。