――旅行者ブログのお話が出てきましたが、旅先ではどのように情報ツールを活用していましたか。

浩史さん:私たちが旅を始めた2010年はTwitterが流行り始めた頃だったので、Twitterを中心に情報発信・収集しながら移動していました。日本語で「●●国に入りました」とツイートすると、現地在住の日本人から続々と反応が来るんです。

Twitterを通じて、ドイツで働いている日本人から誘われて、一緒に食事をしながら仕事の話を聞いたり、「チェコに弟が住んでるのでぜひ会ってください」と連絡をもらい、その弟さんと食事に行ったり。SNSが発展した現代だからこその出会いですよね。

 

ドイツ

梨紗さん:ドイツで思い出しましたが、ドイツでは夕方5時すぎにサラリーマン男性が、外でゴロゴロしているんです。

残業があたりまえな日本とは違って、残業ナシで早く帰れる人こそ「仕事ができる」と思われるのだと聞きました。また、日焼けしている男性の方がモテるらしい(笑)。日本との価値観の差を感じて興味深かったです。そうやって得た情報をブログで発信することも多かったですね。

挨拶と数字は現地の言葉で話してみよう

――「せっかく海外で交流するなら、日本人ではなくて現地の人!」と思ってしまいがちですが、とても有意義な出会いもあるんですね。

梨紗さん:ある宿で一緒になった同世代の日本人男女とは、相部屋で3日間くらい過ごしただけなのに、それだけで強い絆ができました。

一昨年、当時のメンバー全員で集まったり、メンバーから結婚式に招待されたり、とにかく密度の濃い時間だったんです。

旅先では現地の人との出会いだけではなく、日本にいると絶対につながることのない、自分とは異なるバックグラウンドを持った日本人との出会いも楽しめると思います。彼らが一生ものの「旅友」にもなることもあります。

ホテルに宿泊するのもいいですが、たまには現地の「日本人宿」に泊まるのもおすすめです。

同じ方面に行く日本人が集まっているので、情報交換はもちろん、ひとり旅をしている人は旅仲間ができたりしますから。