SIEの「PlayStation VR」ブースは体験できるタイトルが充実

9月20日に開幕した日本最大規模のコンピュータエンターテインメントの総合展示会「東京ゲームショウ(TGS)2018」。注目タイトルが目白押しの中、初登場から5年目を迎えるVR関連のブースが充実している。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のブースでは、「PlayStation VR(PSVR)」体験コーナーでさまざまなジャンルのゲームを楽しむことができた。

体験できるコンテンツは、「ASTRO BOT:RESCUE MISSION」「みんなのGOLF VR」「ACE COMBAT 7:SKIES UNKNOWN」「スペースチャンネル 5 VR あらかた★ダンシングショー」「Final Assault」「Tetris Effect」「DARK ECLIPSE」「絶体絶命都市4 Plus -Summer Memories-」「Beat Saber」「ライアン・マークス リベンジミッション」「Deravine(デラシネ)」「Theater Room VR」の12タイトル。「ASTRO BOT:RESCUE MISSION」は2ブースで楽しむことができ、計13ブースを構える。

VRといえば、一人称視点のFPS(First Person shooter)や全体を俯瞰したストラテジーゲームが多かったが、今回体験できるコンテンツはアドベンチャーやリズムゲームなど、ジャンルが豊富なのが印象的だった。また、発売日が直近に迫っているものが多いのもうれしい。

お勧めしたいのは、SIEのオリジナルキャラクターであるASTRO BOTを主役に据えた「ASTRO BOT:RESCUE MISSION」。ASTRO BOTを操作してゴールを目指すアクションゲームなのだが、プレイしてみると非常にゲーム性が高かった。すでに10月4日の発売が決定しているタイトルだ。

一般公開日のPSVR体験は整理券制。タイトルごとに発行しているので、人気タイトルはあっという間に配布終了することが予想される。早めに来場して、お目当てのタイトルの整理券をゲットしたいところだ。なお、映像コンテンツをPSVRで視聴する「Theater Room VR」は整理券が必要ないので、こちらを体験するのもありだろう。(BCN・大蔵 大輔)