【渋谷すばる】ハマリ役を大熱演! 映画『味園ユニバース』で見せた「役者/歌い手」としての魅力とは

2015.2.16 12:40

現在公開中の映画『味園ユニバース』で、驚くべき存在感を発揮している渋谷すばる。関ジャニ∞のメンバーとして活躍する彼の魅力を、これまでの俳優/歌い手としての軌跡、そして本作での熱演から読み解く。

©2015『味園ユニバース』製作委員会

渋谷すばると二階堂ふみ、そして関西のエンタテインメントバンド・赤犬が出演するロックな映画『味園ユニバース』は、ジャニーズということ抜きに観て欲しいオススメの1本。2月14日というバレンタインデーに公開となった映画だが、バレンタイン的な甘い恋愛要素なんてこれっぽっちもない映画だ。
 

すべてを思い出せない男と、周りの世界が、“音楽”だけで繋がっていく

主人公は渋谷すばる演じる記憶喪失の男・ポチ男。記憶をなくしている中で、唯一覚えていたのが和田アキ子の歌『古い日記』。自分の名前すら忘れてしまった彼にポチ男と名付け、家に置いてあげるのが二階堂ふみ演じるカスミだ。赤犬のマネージャーを務めるカスミは、ポチオの歌声に心奪われ、どうにかステージに立たせようとする。

 

©2015『味園ユニバース』製作委員会

ポチ男、カスミ、赤犬、その他にも実在するバンドが登場し、自分の名前も過去も思い出せない男と周りの世界が“音楽”だけで繋がっていく。とても独特で心地いい空間だ。監督は『リンダリンダリンダ』や『苦役列車』などの山下敦弘監督。

作品の前半で、ポチ男が公園で行われていた赤犬のライブに乱入。マイクを奪って『古い日記』をアカペラで歌う場面は鳥肌もの。その存在感というか、鬼気迫る感じというか、力強い声量で観るものをハッとさせた、渋谷すばる。この映画での彼の存在感は異常だ。

今回の役どころは、失くしてしまった自分を探し戸惑う難しい役。その微妙な心の揺れ動きや荒々しい部分まで表現しきっており、見事なハマリ役だった。

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