PENTAX K-01

ペンタックスリコーイメージングは、世界的なインダストリアルデザイナー、マーク・ニューソン氏がデザインしたデジタル一眼カメラ「PENTAX K-01」を、3月中旬に発売する。価格はオープン。

マーク・ニューソン氏が掲げるデザインコンセプト「不朽」「信頼」「感触」にもとづいて開発したデジタル一眼カメラ。光学ファインダーやクイックリターンミラーなどを省略し、デザインの自由度を高めた本体に、マーク・ニューソン氏ならではのオリジナリティに溢れたこだわりのデザインを採用した。また、世界最薄を実現した単焦点交換レンズ「smc PENTAX-DA40mmF2.8 XS」(35mmフィルム換算で61mm相当)にもマーク・ニューソン氏のデザインを採用。レンズを装着した状態でデザインの完成度を高めた。

撮像素子は、有効約1628万画素で23.7mm×15.7mmの新型CMOSイメージセンサ。画像処理エンジンには、新開発の「PRIME M」を搭載し、デジタル一眼でトップクラスとなるすぐれた動画性能を備える。ノイズを大幅に低減し、ISO100~12800の幅広い感度設定に対応し、カスタム設定はISO25600まで可能。

レンズマウントは、フィルム一眼レフから続く「Kマウント」。デザイン性を重視する人やデジタル一眼の初級者に限らず、既存のペンタックスの一眼カメラユーザーも、従来とはひと味違う撮影スタイルが楽しめる。

サイズは、幅約121×高さ79×厚さ59mm。重さは約560g。カラーは、ブラック×ブラック、ブラック×イエロー、ホワイト×ブラックの3色。

ラインアップと実勢価格は、ボディと「smc PENTAX-DA40mmF2.8 XS」のレンズキットが8万円前後、ボディと「smc PENTAX-DA L 18-55mmF3.5-5.6 AL」(35mmフィルム換算で27.5~81.5mm相当)のズームレンズキットが7万円前後の見込み。ボディと「smc PENTAX-DA L 18-55mmF3.5-5.6 AL」「smc PENTAX-DA L 55-300mmF4-5.8 ED」(35mmフィルム換算で76.5~307mm相当)のダブルズームキットは9万円前後の見込み。

交換レンズ「smc PENTAX-DA40mmF2.8 XS」は3万円台半ばの見込み。4月下旬に発売する。