どんな角度からでも物を認識する、アングルフリー物体検索技術、NTTが開発

2015.2.17 16:43配信
「アングルフリー物体検索技術」の利用イメージ

日本電信電話(NTT)は、3次元の物体をどの方向から撮影しても、高精度に立体物を認識・検索して、関連情報を提示する「アングルフリー物体検索技術」を開発した。

スマートフォンやウェアラブルカメラを通じて、周囲の建物や史跡、店舗、商品などを認識して、観光コンテンツや店舗・商品情報などを提示できる技術。

商品にカメラをかざすと価格やクチコミ情報、在庫などを閲覧できる「商品検索」や、指定スポットにカメラを向けるとスタンプをゲットできる「デジタルスタンプラリー」、展示物にカメラをかざすと解説コンテンツを提供する「作品解説」、機器にカメラを表示して説明書を読める「電子マニュアル」などを実現する。

画像特徴の重要度を、その出現頻度に基づいて統計的に推定することで、物体などの検索精度を大幅に向上させた。また、入力画像と参照画像との対応関係を正確に特定。事前にデータベースに参照画像として用意する画像の数を、従来の10分の1程度まで削減した。これにより、さまざまなカメラアングルで撮影された画像から3次元の物体の検索を実現した。

今後は、2020年の実用化を目指して、さまざまなパートナーとのコラボレーションを通じて、訪日外国人の移動や観光を支援するナビゲーションサービスの開発に取り組んでいく。

なお、2月25日~3月3日に静岡県伊東市で開催される「第3回伊東MAGARI雛イベント」の来訪者を対象に、2月28日~3月3日の4日間限定で、「アングルフリー物体検索技術」を活用したデジタルスタンプラリーのトライアルサービスを、西日本電信電話・静岡支店の現地運営協力のもとで行う。

トライアルサービスでは、参加者がスマートフォンなどで撮影した画像を元に、一定のルートを訪れたことを判定する。判定に「アングルフリー物体検索技術」を使用することで、GPSだけでは難しかった屋内での訪問ルート判定を実現する。

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