今、金沢旅行が女性の間で人気です。
小京都と言われる金沢はとても風情があり、また人も少ないのでゆっくり観光が出来る、とじわじわ人気が出てきています。

女子が学ぶべきおもてなし心を厚く持つ温泉旅館が多く、また町には素敵な日本海の幸が味わえる町家造りの小料理屋の風情が、女子のハートを射止めます。

3月の北陸新幹線が開通することもあり、今まで以上に行きやすくなる金沢は今チェックすべきスポット。今回は、女子力を磨ける優秀週末モデルコースとそれぞれの名所の魅力を紹介したいと思います。
 

1:名旅館の“おもてなし力”を学ぶ

和倉温泉エリアに行くなら、35年間連続旅館おもてなし日本一に選ばれた「加賀屋」で日本のこころを感じて、女子力を高めましょう。
おもてなしの細かな心配りと礼儀正しい所作は学ぶべきもので、また館内に数多くある人間国宝の方々の美術作品の説明案内もあり芸術的見識を深めることができます。

加賀 山代温泉エリアにいくなら、「葉渡莉」、もしくは「瑠璃光」がおすすめです。
この界隈で最も人気のある2大ホテルです。

葉渡莉

しかもこのふたつは姉妹ホテルとして提携していて、お互いの旅館内にある温泉を行き来することが可能です。また温泉街なので、周囲を歩けば足湯がいくつか見つけられます。

 

館内では女将さんが担当してついてくださり、お部屋のお世話や夜ごはん・朝ご飯のお世話をしてくれます。チェックアウト時は表にまで出て女将さん一同でお見送りをしてくれます。
ずっと女将さんがついていてくれるので、おもてなしの心を常に体感し、学ぶことができます。

そしてお待ちかねの夜ごはんは、冬ならカニなど日本海の海の幸を存分に楽しめる料理を頂きましょう。食事のあとは、温泉に入ったり、旅館らしく卓球や部屋飲み、またホテルでマッサージをしてもいいかもしれません。
 

2:日本の美意識を学ぶ

翌日は早起きして、金沢駅まで移動します。
まずは日本三名園の1つとして名を馳せる「兼六園」へ行きましょう。
ここは、六つのすぐれた景観『六勝』を兼ね備えていて、日本の四季をいつでも感じられます。

冬の兼六園。夜もまた一興。

日本の四季をしっかり感じて自分のものにすることは、大和撫子の特徴と言われる清らかさや上品さを上げることにつながることでしょう。
園内はとても広く、早足で廻っても40分ほどかかります。
風情を心から楽しむためにも、余裕を持った時間配分にしましょう。