最新版の「Photo Director 10」(写真は左から「Ultra」「Standard」)

サイバーリンクは、9月26日、写真編集ソフト「PhotoDirector 10」を発表した。

動画編集ソフト用に開発された「AIスタイルトランスファー」機能をPhotoDirectorに標準搭載。有名な画家のブラシタッチを写真に適用する高度な編集が手軽に行えるようになった。部分的なエフェクト除去や細かい色の調整も可能で、自分だけのアート作品を仕上げることができる。

レイヤー機能をより使いやすくするために、合成に便利な「レイヤーマスク」や色調補正をレイヤー化する「調整レイヤー」などの機能を新搭載。デジタル一眼レフカメラの撮影時にPhotoDirector上でプレビューを表示する「テザー撮影」にも対応した。

プリンタープロファイルから印刷で再現できない色を警告する「ソフト校正」や写真内のオブジェクトを背景に違和感なくコピーする「複製機能」、歪んだ写真をワンクリックで補正する「キーストーン補正」など、細かい機能もアップデート。フォントにはプロが愛用するモリサワフォントから10種類を追加した。

9月26日に販売開始するダウンロード版の税別価格は以下の通り。PhotoDirector 10の「Ultra 通常版」が9074円、「Ultra アップグレード版」が6296円、「Standard」が4444円。

10月26日に販売開始するパッケージ版の税別価格は以下の通り。PhotoDirector 10の「Ultra 通常版」が9200円、「Ultra 乗換え・アップグレード版」が6500円、「Ultra アカデミック版」が5500円。「Standard」が4500円。