SIEから公認を受けたゲーミングヘッドセット「Cloud for PS4」

9月20~23日に開催の東京ゲームショウ2018で、キングストンテクノロジーがゲーミングブランド「HyperX」で新たなゲーミング機器を発表した。注目は、「PlayStation4(PS4)」向けのヘッドセット「Cloud for PS4」と、「Nintendo Switch」向けのヘッドセット「Cloud Earbuds」だ。

PS4用のゲーミングヘッドセット

Cloud for PS4は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから公式ライセンスを受けたゲーミングヘッドセット。PS4のシステムに最適化した設計で臨場感を高めるオーディオ体験を、低反発イヤークッションで優れた快適性を実現しているほか、アルミフレームで耐久性を高めている。しかも、2年間の保証が付く。

マイクは着脱可能で、マルチプレイとシングルプレイ時で使い方を分けられる。インラインオーディオコントロールを搭載し、手元で音量を調節できる。黒いきょう体に青い「HyperX」のロゴが入っている。PS4のロゴが目印になっており、初心者でも安心して購入することができる。価格はオープンで、税込の実勢価格は1万1980円。10月に発売する。

「Nintendo Switch」向けのインナーイヤー型ゲーミングヘッドセット

Cloud Earbudsは、持ち運べるNintendo Switchに合わせて、軽量・小型で携帯性に優れたインナーイヤー型ゲーミングヘッドセットとなっている。「Fortnite(フォートナイト)」や「Arena of Valor(アリーナ・オブ・ヴァラー)」といった、密なコミュニケーションが勝敗を分けるゲームのプレー時に活躍する。

3サイズのイヤーチップが付属。不意に外れてしまう事態を避けるため、しっかりと耳に引っ掛かるようデザインした。ケーブルが赤く、HyperXのイメージに近いとともに、Nintendo Switchに近い色使いが目印になる。こちらも2年保証と無料のテクニカルサポートが付く。価格はオープンで、税込の実勢価格は6980円の見込み。

ブースの担当者は、「PC用のゲーミングヘッドセットをそのままPS4などに使うと、音量が小さかったり、不具合に見舞われたりと問題が起きる可能性がある」と指摘。「これらの課題を解決するために、当社では製品をゲーム機に合わせて調節した。Cloud for PS4などは、公式からライセンスを受けているので、安心して使ってほしい」と呼びかける。

(BCN・南雲 亮平)