――あらためて感じる日本のファンの印象は?

チャンミン「海外から来たアーティストを末永く応援するのって難しいことだと思うんです。長く応援してくださる皆さんに、『ただ感謝の気持ち』っていうひと言でいうのが悔しいぐらい……本当に心からありがたいです」

ユンホ「僕は、皆さんの印象が変わりました。最初は海外だし、ちょっと怖かった。それに、音楽を静かにじっくり聴くっていう反応になかなか慣れなくて、寂しく感じることもありました。でも、慣れたら、お互いに感じられる、共感できるものが増えていった。僕は、皆さんをだんだん、“メンバー”だと思うようになった。そして、今ではそれ以上、“仲間たち”だと思っています。プライベートで会ってもわからないけど、ステージでは、何をやっても共感できる。これってスゴイことです。それから、日本から韓国、アジアに発信した東方神起のスタイルを作ったのは、確実に日本のファンだと思う。東方神起のファンは、世界のファンが互いに連絡しながら繋がっているけど、そんなシステムは日本のファンから始まったのかな」

――最後に、ファンにメッセージを。

ユンホ「10年間、愛してくださってありがとうございます。最初から、リーダーとして責任感を持ってやってきましたが、さらにそれを感じるのはステージの上です。毎回、ボケを担当して、ふざけたり、馬鹿をやったりするけど、実際の性格は違いますよ!(笑) 僕は、『ステージの上で死んでもいい』って、むかしのインタビューで言ったことがあります。それは本当。そう思えたのは、皆さんがいつも笑ってくれたから。これからも続けていきたいです。今回のライブは、本当に意味のあるライブです。僕は、“魅せる”のが特技だから、ライブでたっぷり魅せて、みんなのウワサになるといいな!」

チャンミン「ライブに来てくださる方には、ライブを楽しんでください! ライブでもらった元気やエネルギーで、今年の春は誰よりも楽しく元気よく過ごしてください。そして、花粉症に気をつけてください!!」

 

東方神起は、これからも“サクラミチ”をファンとともに歩み続ける――。

★ユンホおまけ★
チャンミンの話に、目を閉じてうんうんと聞き入っていたユンホですが、札幌の雪の話には突っ込まずにいられなかった模様(笑)。「オフレコが好きなんです」なユンホ。最後に、集まった記者にしっかりお礼をする礼儀正しさで、“自分たちの力だけでここまで来られたワケではない”と、あくまで謙虚。ここにも愛される理由を見ました。ちなみに、ユンホがお礼を述べているとき、チャンミンはスタッフと横並びになっていて、スタッフと同化……。ユンホの横に立てばいいのに!

★チャンミンおまけ★
取材中、目の前に並んだレコーダーを眺め、おもむろにシルバーのレコーダーをひとつを取り上げて、別のシルバーのものの横に移動させたチャンミン。何をしているのか……? みんなが不思議に思ってチャンミンに視線を送ると、「同じ商品で集めたかったんです」。そこ、気になっちゃうんだねぇ(笑)。

 

▼東方神起 新シングル『サクラミチ』 2月25日リリース
東方神起の10周年記念シングル。希­望や不安を感じながら新たなる道を進むすべての人送る、東方神起からのメッセージソ­ング。“離れていても きっと大丈夫 ずっと繋がっている”…背中を押す歌詞と温かなメロディが印象的な希望に満ち溢れた楽曲となっている。

 

 

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■ 東方神起
「東方神起(とうほうしんき)」とは“東方の神が起きる”という意味で、アジアから世界にその名を広げられるグループとして名付けられた。2004年2月に『HUG』で韓国デビュー、2005年4月にシングル『Stay With Me Tonight』で日本デビュー。2008年、年明けにリリースしたシングル『Purple Line』で、初のオリコンシングルチャート1位を獲得。以降4作連続でオリコンチャート1位を獲得し、外国人アーティストとしてオリコンシングルウィークリーランキング連続1位の最高記録を更新した。また、2008年に初の全国アリーナツアーで15万人を動員した。
2008年末、初となる日本レコード大賞ノミネート(優秀作品賞受賞)とNHK紅白歌合戦出場を果たし、その余勢を駆って翌2009年3月にアルバム『The Secret Code』は、初めて日本レコード協会から「プラチナ」の認定を受ける大ヒットとなった。さらに同年7月、デビュー以来の目標であった東京ドーム公演を成功させた。
2010年4月グループ活動を休止。約1年ぶりの長い休止を経て、2010年11月末、音楽活動を自制していたユンホとチャンミンにより再始動した。2011年1月にリリースした『Why? (Keep Your Head Down)』はオリコン・着うたランキングとも断トツの1位を獲得、変わらずの人気を実証した。2013年にはアルバム『TIME』を引っさげた、5大ドームと日産スタジアム2daysを含むツアーを敢行し、全国7か所18公演で約85万人を動員した。日産スタジアムでの単独公演は海外アーティスト初の快挙。2014年2月より約2か月で全国11か所全29公演のツアーを敢行。2015年、自身2度目の5大ドームツアーを開催中。

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