「溜め撃ち」の爽快感はやはりコレ!うにょうにょぐにぐにの敵を吹き飛ばせ!
『R-TYPE』

 

横スクロールのシューティングゲームの金字塔、「R-TYPE」は、1987年にアーケードゲームとしてゲームセンターに登場しました。

このゲームのポイントは、何と言っても敵キャラのキモさとボタン長押しによる「溜め撃ち」の爽快感。そして自機「R-9アローヘッド」のカッコよさですね。最近になってプラモデル化されたくらいですから、ファンは多いのです。

戦闘機タイプやロボットタイプの敵キャラもなかなかカッコいいデザインですが、画面内をグニョグニョ動き回るエイリアンっぽい敵キャラが秀逸。ショットボタン長押しでインジケーターを溜め、指を離すと一気に敵を殲滅する溜め撃ちでそいつらを吹き飛ばすのが快感なのです。着脱可能な武器「フォース」も頼もしい相棒ですね。

自機のパワーアップは簡単でパワーアップした武器も超強力ですが、このゲーム、敵の登場方法がクセモノ。画面の四方八方から突然現れて逃げ場なく撃沈というプレイを繰り返し、敵の動きを覚えるしかありませんでした。特に3面の巨大戦艦を初めて見たときは、画面にまったく収まっていないその巨大さに呆れたものです。

スマホ版は、そんなアーケード版をかなりの精度で忠実に再現。敵キャラの登場タイミングや動きを見ただけで、懐かしくて涙が出ますよ。そうそう。音楽もしっかり聴いてプレイしたいですね。

 

 

泡はき怪獣バブルンとボブルンの活躍はこのゲームから始まった!
『バブルボブル ダブル』

1986年にゲームセンターに登場した、TAITOのアクション面クリゲー。各ステージに登場する敵キャラを口からはき出す泡に閉じ込め、泡を割ってやっつけるとステージクリア。今では派生ゲームの「パズルボブル」のほうが有名になってしまいましたが、オリジナルはコチラです。

単純に見えてなかなか奥が深く、ゲーセンではいかに速やかにクリアするかにギャラリーの注目が集まりました。そのため、面によってはゲーム開始からノンストップでクリアするのが定石となっていました。iPhone版はアーケード版と同じ正方形の画面ですが、バーチャルジョイスティックで、敵キャラの動きが微妙に違うこともあって、思うようにいかないかもしれません。

でも軽快な音楽と、何を考えているかわからない憎めない敵キャラたちは健在で、一生懸命画面を動き回っています。個人的にはウォーターバブルに流されていく無抵抗な姿が好きです。

iPhone用に移植された「バブルボブル ダブル」は、アーケード版と同様の「CLASSI STYLE」のほかに、タップして近づく敵を倒す「NEW STYLE」の2つのゲームが用意されていますよ。