柏木陽介(浦和レッズ) (c)J.LEAGUE 柏木陽介(浦和レッズ) (c)J.LEAGUE

浦和レッズサポーターのファミリーに朗報だ。今週末の柏レイソル戦で『ファミリーサンクス!』デーを開催。この試合限定でピッチに近いS指定とSB指定席において限定グッズ付小中高生チケットが発売中である。通常、子ども料金の設定がないS指定席(前売5000円・当日5500円)が2500円、SB指定席(前売3300円・当日3800円)が1700円に。しかも、B5サイズオリジナルノートと監督・選手イラストシールの限定オリジナルグッズ付き。さらにスペシャルフォトスタンドプレゼントやキッズヘアアレンジサービスなどのイベントも用意。

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また、同試合にて公共交通機関の利用促進を図るSR特典付き観戦チケットを販売。メインアッパー指定席の価格はそのままに、埼玉高速鉄道(埼スタ線)東川口駅~浦和美園駅間往復分乗車券(大人往復420円/子ども往復220円)の引換券付いてくるのだ。

さて、ピッチ上に目を移すと、前節、浦和は今季最高のパフォーマンスを披露。浦和は柏木陽介、長澤和輝、青木拓矢を中盤の底に3枚並べる3-5-2でヴィッセル神戸戦に臨んだ。23分に青木のミドルシュートで先制すると、42分にフリーでボールを受けた柏木がゴール前へスルーパス一閃、DF渡部博文に抑えられていたFW興梠慎三が倒れ込みながら左足を合わせてゴールを決めた。浦和の勢いは後半に入っても、とどまらない。53分に相手DFのクリアミスを逃さず、FW武藤雄樹がループシュートを沈め、76分には柏木のクロスを長澤が頭で合わせてジ・エンド。

攻撃だけではない。この日は直近4試合で10失点を喫していた守備も磐石だった。トリプルボランチがバイタルエリアを空けずラストパスに睨みを利かせば、3バックはターゲットに供給されるボールをことごとくカット。イニエスタが不在とはいえ、神戸に好機らしい好機を作らせなかった。浦和は11人が共通の守備意識を持ち、90分間にわたって高い集中力を保ったのだった。

試合後、オズワルド・オリヴェイラ監督は「我々にとって素晴らしい試合になった。守備を安定させるためにトリプルボランチにしたことが大きなポイント。守備を安定させることが目的だが、アグレッシブに攻撃することも目的のひとつだった。選手たちは規律を守る点、指示を実行する点が特に素晴らしかった」と称えた。

これで浦和は10勝8分9敗・勝点38・8位と『ACL』出場圏内の3位に勝点5差に。次節、9勝3分15敗・勝点30の16位に甘んじる柏を相手に3連勝を狙う。リーグ戦の通算成績を見ると、浦和が21勝7分15敗とリードするも、直近の試合は柏が3連勝中。『明治安田J1』第28節・浦和×柏は9月30日(日)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。