『バードマン』が作品賞、監督賞をはじめ4冠達成!

2015.2.23 15:28配信
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(C)2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

第87回アカデミー賞授賞式が2月22日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が作品賞を受賞した。同作は作品賞、監督賞、主演男優賞(マイケル・キートン)、助演男優賞(エドワード・ノートン)、助演女優賞(エマ・ストーン)、脚本賞、撮影賞、音響編集賞、サウンドミキシング賞と本年度最多となる9部門でノミネートされており、うち作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞の最多4冠に輝いた。

受賞一覧

キートン演じる名声も家族も失った“落ちぶれアクション俳優”の主人公が、ブロードウェイで再起を図ろうと奮闘する姿を、全編ワンカットと見紛うカメラワークで捉えた。その野心的な演出と、キートンらが繰り広げる白熱の演技戦は、オスカー前哨戦でも高く評価されていただけに、有終の美を飾るにふさわしい結果となった。

同じ4冠に輝いたのは『グランド・ブダペスト・ホテル』で、作曲賞、美術賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、衣装デザイン賞を獲得。最大のサプライズは、助演男優賞、録音賞、編集賞の3部門に輝いた『セッション』で、授賞式の途中で「もしや作品賞も?」と思わせる勢いを見せた。制作費が約300万ドルという低予算なら、メガホンをとったデイミアン・チャゼル監督は製作時28歳という若さ。ハリウッドでしのぎを削る人材の層の厚さと、いち早く新たな才能に光をあてるアカデミー賞の懐の深さを示した。

一方、当初は“作品賞大本命”の呼び声が高かった『6才のボクが、大人になるまで。』は、助演女優賞のみ受賞という予想外の結果で、涙を飲むこととなった。

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
4月10日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー

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