チャン・イーモウ監督が新作で新人女優を抜擢

2015.2.24 10:25配信
『妻への家路』 (C)2014. Le Vision Pictures Co.Ltd. All Rights Reserved

『初恋のきた道』『単騎、千里を走る。』のチャン・イーモウ監督の最新作『妻への家路』で新人チャン・ホエウェンが女優デビューを果たした。これまでイーモウ監督は数々の新人女優を抜擢しており、中国や欧米のメディアは早くも彼女の今後に注目している。

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本作は、イーモウ監督が『紅いコーリャン』『上海ルージュ』など数々の作品でタッグを組んできたコン・リーを主演に迎えた新作映画。主人公のルー・イエンシーは文化大革命が集結し、20年ぶりに解放されて、妻のフォン・ワンイーのもとへ帰るが、妻は心労のあまり記憶障がいになり、夫を別人だと認識してしまう。しかし彼は娘の助けを借りながら妻に自分のことを思い出してもらおうと奔走。夫がすぐそばにいるのに気づかずに“夫の帰り”を待ちわびている妻に寄り添い続ける姿を描く。

本作でチャン・ホエウェンは、主人公の娘・タンタンを演じているが、イーモウ監督は「娘役については、このキャラクターが物語に非常に重要な役割を果たすことから、いわゆる“若手人気スター”をもってくることは決して重要ではありませんでした。私が初めてチャン・ホエウェンと会った時、彼女の輝く瞳に、若き紅衛兵のオーラがあることに気づきました。それが私には必要だった。映画の第二部では、彼女の目の変化が重要だったのです。その目は、あたかもトランス状態にあるように、常にためらいを感じさせねばならない。ホエウェンにはそれを表現する力がありました」とコメント。本作は彼女にとって映画デビュー作だが、イーモウ監督は物語の重要な役どころに彼女を据えている。

思い返せば、本作で主演を務めるコン・リーもイーモウ監督に抜擢され、世界で活躍する実力派女優へと成長した。また、『初恋の来た道』では若き日のチャン・ツィーを、『至福のとき』ではドン・ジエを起用しており、チャン・ホエウェンが彼女たちに続くことができるのか注目が集まっている。

『妻への家路』
3月6日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開

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