(左から)阿部サダヲ、吉岡里帆、千葉雄大

 映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の公開トークイベントが1日、東京都内で行われ、出演者の阿部サダヲ、吉岡里帆、千葉雄大が出席。映画の応援隊長として、お笑いコンビ・アルコ&ピース(酒井健太、平子祐希)も登場した。

 本作は“声帯ドーピング”による圧倒的な声量でカリスマと称されるボーカリスト(阿部)と、声が小さいことに悩むストリートミュージシャン(吉岡)が繰り広げるロックコメディー。

 この日は、阿部、吉岡、千葉が“宣伝カー”に乗って渋谷109前にサプライズで登場した。

 通行人の大歓声に迎えられた阿部が「こんな渋谷のど真ん中で(イベントを)やるのは初めて!」と喜ぶと、吉岡は「人が多くて笑っちゃいますね」とにっこり。千葉は「足を止めてくれる方がこんなにいるなんてびっくりしています」と目を丸くした。

 映画のタイトルにちなみ、最近「○○しろタコ!」と思ったことをそれぞれが発表した。吉岡は「ついさっきなんですけど、宣伝カーが派手なのに、誰一人振り返ってくれなくて…。『少しぐらい反応しろ、タコ!』って思いました」と苦笑交じりに語った。

 一方、千葉は「昨日、雨なのに洗濯物を全部干してしまっていて、全部ぬれてしまった。悔しいです」と失敗談を披露。

 これを聞いた平子が「いいかげんにしろ!タコ! 千葉雄大がここまで美しいとぼくらが“煮っころがし”にしか見えないじゃないか。しかもそんな美しいのに、洗濯物の話とか…。そこがうまい。ファンが見ていなければ蹴り上げたいぐらい」と語るも、千葉は「全て計算でやっています」と返して、会場を盛り上げた。

 映画は10月12日から全国公開。

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