SIGMA 24mm F1.4 DG HSM

F1.4大口径広角レンズと長時間の手持ち撮影などを考慮した超望遠ズームレンズ

シグマは、交換レンズの新製品として、「Art」シリーズのF1.4大口径広角単焦点レンズ「SIGMA 24mm F1.4 DG HSM」(シグマ用/キヤノン用)と、「Contemporary」シリーズの超望遠ズームレンズ「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM」(キヤノン用)を、3月19日に発売する。

「SIGMA 24mm F1.4 DG HSM」は、高水準の芸術的表現を叶える「Art」シリーズの新製品。F1.4と明るい単焦点の広角レンズ。サジタルコマフレア、色収差、歪曲収差、周辺減光などを最小化するよう徹底的に調整。滲みや歪みのほとんどないクラス最高レベルの光学性能を実現した。広大な山並み、都市の景観、満天の星空まで、厳しい描写性能が求められる被写体から、暗い室内撮影やボケを生かした撮影でも最高のパフォーマンスを発揮する。

レンズ構成は11群15枚、35mm判での画角は84.1°、円形絞りで羽根枚数は9枚、最小絞りはF16、最短撮影距離は25cm、最大倍率は1:5.3、フィルタサイズは直径77mm、本体サイズは最大径85.0×全長90.2mmで重さは665g。税別価格は12万7000円。ニコン用の発売日は未定。

「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM」は、幅広い撮影シーンに対応するハイパフォーマンスシリーズ「Contemporary」の新製品。持ち運びや長時間の手持ち撮影を考慮した超望遠ズームレンズ。プロの要求に応えるために、最高レベルの光学性能と運動性能を実現した「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports」の基本スペックを踏襲したうえで、小型・軽量化を図った。

特に光学性能を重視し、蛍石と同等の性能を誇るFLDガラス1枚と、SLDガラス3枚を採用したほか、レンズのパワー配置の最適化によって、望遠側で特に問題となる倍率色収差を効果的に補正。超望遠ズームで一番気になる望遠側の画質を特に配慮し、その上ズーム全域での収差も良好に補正した。フィールドでの撮影に配慮した簡易防塵防滴仕様、手持ち撮影に配慮した取り外し可能な三脚座も備える。

レンズ構成は14群20枚、35mm判での画角は16.4°~4.1°、円形絞りで羽根枚数は9枚、W端の最小絞りはF22、最短撮影距離は280cm、最大倍率は1:4.9、フィルタサイズは直径95mm、本体サイズは最大径105×全長260.1mm、重さは1930g。税別価格は15万円、シグマ用とニコン用の発売日は未定。