JIMIN(ジミン)が「A-YO~TOKYO~! 今日は楽しむ準備はできてますか?」と観客に呼びかけ、V(ブイ)が「ほんとに暑いよ~。あったかいんだから~」と、お笑いコンビ、クマムシのネタを披露すると、ここからは観客とともに呼吸を合わせる時間。RAPMONSTER(ラップモンスター)の、高校の先生のような(?)「右~左~」という声に合わせ、メンバーと観客が一緒に腕をふりながら合唱した『Wake up』、全員で手拍子をあわせた『2学年』、ラップ陣の実力が光った『ヒップホップ性愛者』と、様々なカラーのHIPHOPナンバーで、会場をひとつにまとめあげていく。

軽いトークをはさみ、ステージにはマイクスタンドが準備された。次はSUGA(シュガ)が作った哀愁漂うミディアムナンバー『Let me know』。歌い手だけにスポットライトが当たり、それぞれの歌声をじっくりと味わえる演出だ。強さを感じるVの太いローボイス、SUGAの畳み掛けるような攻撃的なラップ、JUNG KOOK(ジョングク)の包み込むようなソフトボイスに、JIN(ジン)の甘いハイトーンボイス、RAPMONSTERの小刻みで性格なラップ、JIMINのエモーショナルに響くファルセットと、5人5色の個性が絶妙に絡み合い、グルーブな空間を作り上げていく。同じくSUGAが作曲した『Tomorrow』では、言葉に言い表せない大人の男の哀愁を見事に表現し、“少年”ではない新たな一面を見せてくれた。

「みんな、僕たちの公式SNS、フォローしてくれましたか? “いいね”しましたか?」(JUNG KOOK)、「僕たちがひとつのアカウントでしているのはみんな知っているよね?でも僕たちのメンバーの中で誰かが一人で個人的にSNSをしてるってうわさがあります。実は、僕が部屋にCCTVを設置したところ、そのメンバーの姿を捉えました!」(J-HOPE/ジェイホープ)、「ま~じで~! す~ごぉい~!」(SUGA)、「一緒に確認してみましょうか?」(J-HOPE)という前フリで、VTRタイムへ突入。

スクリーンに映し出されたのは、彼らが共同生活を送る宿舎のある日の出来事。J-HOPEが自分のパソコンが壊れたと大騒ぎをしている。だが残りのメンバーはゲームをしていたり、携帯をいじっていたりと、知らんぷり。J-HOPEは、「僕の新しいPCを触るなよ!」と言い残して、部屋を出て行くが、実は、みんなが触らないか見るため、部屋にCCTVを設置しているのだった。J-HOPEがいなくなると、早速PCを使い始めるメンバーたち。人気アニメ『妖怪ウォッチ』の振り付けの動画をみて、真似するJIMIN。JUNG KOOKは日本エレキテル連合のギャグ「ダメよ~ダメダメ~」を練習している。そんな中、神妙な面持ちで画面を見ていたV。彼が見ていたのは、元彼女のSNSにある、今カレと仲睦まじい姿だった……。

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